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2011.04.13

 レベル7は米政府の見解と一致…ルース大使 

カテゴリ東日本大震災出典 読売新聞 4月12日 電子版 
記事の概要
ジョン・ルース駐日米大使は12日、都内の米大使公邸で本紙のインタビューに応じ、東日本大震災で被災した福島第一原発の事故について、「原発の現状と事態を最終的にどう制御すべきかが日々明らかになってきている。米国はあらゆる支援を惜しまない」と述べ、米国が同原発事故の最終的収拾まで日本に協力していく姿勢を強調した。

同大使が震災後、日本メディアと単独会見するのは初めて。

ルース大使はまた、日本政府が同原発事故の暫定評価を最高水準の「レベル7」に引き上げたことについて、「事態が極めて深刻であることについては誰もが一致している」と述べ、暫定評価引き上げが米政府の見解と一致することを明らかにした。
コメント
日本の経済産業省原子力安全・保安院が、巨大地震と大津波から1ヶ月経過して、福島原発事故を国際原子力事象評価尺度(INES)の暫定評価を最悪の「レベル7」としたのはアメリカからの強い圧力があったからではないか。

このレベル7とした根拠は、発生(11日)から3月23日までの13日間にすでにレベル7を示す値に放出量が達していたという。(読売新聞 4月13日 朝刊)

あまりにも最悪な数値に驚き、事故を小さく見せるためにレベル4(当初)と発表したことが疑われる。パニックが起こることを防ぐための措置と言い訳をするが、しかしそれでは今後の放射線量などの情報公開が不信感で見られることになる。

それにしてもチェリノブイリ事故と同じではショックだった。一体、今、福島原発では何が起きて、何が起ころうとしているのか。

菅首相は12日、「原子炉は一歩一歩、安定化に向かっている」と語ったが、レベル7を発表してこなかった点には、「専門家が判断した」とだけ答え、特に問題はないという認識を示している。

今朝、民放のテレビ番組で、原子力関連の先生(東大)が「あまり深刻に考えることはない。何かいい情報を見つけてきます」と話していた。原子力発電は安全と旗を振ってきた学者らしい言葉と思った。

不謹慎と思うが「だったらお前行けよ。自分の子供を福島原発で働かせよ」と言いたくなった。

・・・・・・今、また、緊急地震警報が鳴った。(10時8分頃)長く揺れる。液状化が心配だ。



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