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所長
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2010.08.07

 UAE国営通信が報道 日本タンカー損傷 爆発物の残骸発見 

カテゴリ 中東、ペルシャ湾出典 読売新聞 8月7日 朝刊 
記事の概要
オマーン領海内のホルムズ海峡で7月28日、商船三井が運行する大型石油タンカー「M・STAR」が航行中に損傷した事件で、アラブ首長国連邦(UAE)の国営首長国通信は6日、UAE当局の調査の結果、手製の爆発物の残骸が見つかり、「テロ攻撃が確認された」と報じた。

同通信社によると、、調査にあたった特別チームは、爆弾を積んだ小型ボートがタンカーに接近、爆発したと見ている。

残骸の量や詳細な位置などは明らかにされておらず、爆発の規模も不明だという。
コメント
もしテロ攻撃が事実とすれば、爆発物の量はかなり少なく、爆発もタンカーの船体から離れた場所で起きた可能性がある。

また、爆発物も調合を誤ったのか、かなり爆発力が弱かったようだ。タンカーの船体を破損させ、積載オイルの流出や機関の停止などで、ホルムズ海峡を閉鎖させることはできなかった。

今回の報道でミステリー性がさらに高まったように感じる。

まるでアマチュアの爆弾製造マニア程度のテロ攻撃でしかないからだ。

聞けば、日本の警察庁や海上保安庁は外務省を通じてタンカーの爆発損部のサンプルを入手しているという。

どのような爆薬が使われたか、日本側の分析結果を待ちたい。



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