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2015.05.23

 北朝鮮 短・中距離弾も核搭載不能 米国務省が公式見解 

カテゴリ北朝鮮出典 毎日新聞 5月23日 朝刊 共同配信 
記事の概要
米国務省当局者は21日、北朝鮮が開発中の大陸間弾道ミサイル(ICBM)だけでなく、実戦配備済みの短・中距離の弾道ミサイルについても、核兵器を搭載できる段階には至っていないとの公式見解を明らかにした。

北朝鮮は弾道ミサイルに搭載できるまで核兵器を小型化したと主張している。

米専門家の間でも、北朝鮮が少なくとも中距離弾道ミサイル「ノドン」用の核弾頭を保有しているとの見方が広まりつつあるが、これを全面的に否定した形だ。

同当局者は一方で、北朝鮮の弾道ミサイルが「最終的には同盟国や米本土への脅威になり得る」と指摘。

北朝鮮を非核化プロセスに引き戻すため6か国協議のメンバー国と取り組んでいると強調した。
コメント
北朝鮮がICBM(大陸間弾道ミサイル)に核弾頭を搭載できる小型化に成功したと発表する前から、アメリカや日本や韓国では「ノドンに搭載できる核弾頭に成功」という情報が流れていた。

そこにきて、北朝鮮がICBM搭載に成功と発表したから、アメリカ政府もこれ以上、この風評を放置できなかったのだろう。

小型核弾頭の完成実験を成功するためには、イスラエルは艦砲で核砲弾に装てんして発射して証明している。

小型核弾頭を開発することも、それを実験で証明することも簡単ではない。小型核弾頭の実証実験の成功で核抑止力が発生する。

北朝鮮の新聞で「科弾頭の小型化」を宣言して、それで核抑止力が発生する訳ではない。

これは安倍首相の地球規模の日米安保体制に転換も同じで、自衛隊の能力として装備や訓練、情報収集や指揮など、作戦を実施する自衛隊の能力を証明して可能になる。

国会やメディアで宣言しても、自衛隊の能力が伴わないなら、北朝鮮の小型核保有宣言と同じである。




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