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所長
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2015.05.08

 日本「強制労働と時代異なる」…韓国の反対に 

カテゴリその他出典 読売新聞 5月8日 朝刊  
記事の概要
「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録に韓国が反対していることに関し、内閣官房の岩本健吾参事官は今月4日の記者会見で、幕末から明治時代の1910年を対象とする産業革命遺産は、韓国が問題視する強制労働と時代や背景が異なっていると指摘した。

「世界遺産委員会では、専門的な諮問機関イコモスの勧告が尊重され、技術的専門的見地から審議されることを期待している」と語った。
コメント
日本には世界に誇る近代化を目指した産業施設(産業革命遺産)があるが、朝鮮半島から連行して強制労働させたなど、負(マイナス)の遺産もある。

あわせて日本の産業革命遺産であると思っている。光と影である。影があるから光を認めないという対応ではなく、光と影を合わせて保存する施設とする方法である。

たとえば、アメリカの奴隷制の歴史的な建造物をアメリカ歴史博物館として国が残し、過去の反省の教材として国民が大事に保護をするのである。

アメリカの黒人が、アメリカの奴隷制に関連する建造物の保存に反対するだろうか。逆である。黒人こそが遺産の保存を求めるのではないか。

明確に歴史的に証明されている朝鮮人強制連行の事実や、日本での悲惨な待遇や、犠牲者の追悼を歴史遺産の一部として保存すればいいと思う。

人類の歴史には光よりも影の部分が多いように感じる。特に戦争の歴史には、影の部分が多い。市民を目標にした大都市爆撃など、記念できるものがあれば、大事に保存したいと願っている。




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