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所長
神浦元彰
軍事ジャーナリスト
Director
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Military Analyst

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日本や世界で現在進行形の最新の軍事情報を選別して、誰にでもわかるような文章で解説します。ホットな事件や紛争の背景や、将来の展開を予測したり、その問題の重要性を指摘します。J-rcomでは、日本で最も熱い軍事情報の発信基地にしたいと頑張ります。(1999年11月)

2010.02.20

 パキスタン北西辺境州で自爆テロ イスラム過激派の拠点近く 35人死亡85人負傷 

カテゴリパキスタン出典 朝日新聞 2月20日 朝刊 
記事の概要
アフガン国境に近いパキスタン北西部のカイバル地区(部族地域)のモスク付近で18日、自爆テロがあり、地元の報道では35人が死亡、85人がけがをした。

報道によると、近くには反政府武装勢力タリバンと関係があるイスラム過激派武装組織「イスラム軍」の拠点があり、同勢力幹部とボディーガード数人が死亡したという。
コメント
この自爆テロの手口は、明らかにアルカイダのやり方である。それも今まではタリバンと関係が深い「イスラム軍」の幹部が狙われた。

パキスタンの北西辺境州ではアルカイダからタリバン勢力が離れつつあるのだろうか。それを裏切り者としてアルカイダがイスラム軍に自爆テロを仕掛けたという筋書きなのか。

パキスタンでは先日、軍情報部(ISI)によってタリバンのナンバー2が拘束されたばかりだ。

ベトナム戦争の時もそうだったが、パリで和平交渉が始まると戦争が激化した。互いに交渉で有利な立場になりたいからである。

今回のアフガン南部で米軍の攻勢やパキスタンでの異変も、地下でアフガン和平(タリバンとの停戦)に向けた動きが加速しているのか。一気にタリバンを追い込んで、停戦に持ち込むアメリカの作戦なのか。

この記事にはパキスタンのタリバン組織に大きな変化が起きていることを感じさせるものがある。
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