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日本や世界で現在進行形の最新の軍事情報を選別して、誰にでもわかるような文章で解説します。ホットな事件や紛争の背景や、将来の展開を予測したり、その問題の重要性を指摘します。J-rcomでは、日本で最も熱い軍事情報の発信基地にしたいと頑張ります。(1999年11月)
2010.02.04
パキスタン 走行中の米兵ら 爆発で8人死亡 最前線で活動中
カテゴリパキスタン出典 朝日新聞 2月4日 朝刊
記事の概要
パキスタン北西辺境州の下ディール地区(神浦・・・ローワーディール地区)で3日、路上に仕掛けられたみられる爆弾が爆発、車で通行中の米兵ら8人が死亡した。
同国で米兵の死亡が明らかにされたのは極めてまれ。
AFP通信に反政府組織のパキスタン・タリバン運動が犯行を認めた。
パキスタン軍によると、死亡したのはパキスタン軍所属の治安部隊員5人と、隊員の訓練に当たっていた米兵3人。近くの女子学校の生徒60人以上と米兵2人もけがをした。
同地区では昨年、治安部隊による大規模な反政府勢力の掃討作戦が行われ、現在も散発的な戦闘が続いている。
米兵が加わったのは最近とみられるが、詳細は明らかにされていない。
今回の事件で、治安部隊と米兵が掃討作戦の最前線で行動を共にしていたことが浮き彫りになり、反米感情の強い同国で、さらに世論の反発を招く可能性がある。
パキスタン北西辺境州の下ディール地区(神浦・・・ローワーディール地区)で3日、路上に仕掛けられたみられる爆弾が爆発、車で通行中の米兵ら8人が死亡した。
同国で米兵の死亡が明らかにされたのは極めてまれ。
AFP通信に反政府組織のパキスタン・タリバン運動が犯行を認めた。
パキスタン軍によると、死亡したのはパキスタン軍所属の治安部隊員5人と、隊員の訓練に当たっていた米兵3人。近くの女子学校の生徒60人以上と米兵2人もけがをした。
同地区では昨年、治安部隊による大規模な反政府勢力の掃討作戦が行われ、現在も散発的な戦闘が続いている。
米兵が加わったのは最近とみられるが、詳細は明らかにされていない。
今回の事件で、治安部隊と米兵が掃討作戦の最前線で行動を共にしていたことが浮き彫りになり、反米感情の強い同国で、さらに世論の反発を招く可能性がある。
コメント
パキスタンの北西辺境州に接するアフガン北東部と、この事件が起きた北西辺境州では、アルカイダとアルカイダと共闘するタリバンを掃討する米軍の作戦は次の次元に格上げされていると思われる。
今までのパキスタン軍の掃討作戦は、兵士の数の多さに頼み、北西辺境州の一部を大きく取り囲み、その包囲網を狭めながら険しい山岳地や隣のアフガンに追い込むというもの。
それを米軍の無人偵察(攻撃)機で空爆したり、特殊部隊が待ち伏せたり襲撃するというやり方だった。
最近は米兵をパキスタンで活動する米国際開発庁(USAID)に派遣し、パキスタン軍の治安部隊の訓練を名目に、パキスタン軍の包囲網から逃れたアルカイダを無人偵察機などを使って攻撃する作戦だったようだ。
パキスタンの現地に米兵を派遣することで、より精度の高い攻撃が可能になり、誤爆などで一般人を殺傷する危険を低く抑えることが可能になる。
オバマ大統領が決めたアフガン増派の米兵3万人が到着する6月までに、パキスタンで反政府勢力の行動が鈍る極寒期に、出来るだけタリバンやアルカイダの勢力を削ぎたい狙いがある。
極寒期の山岳戦闘では無人偵察機を配備しているアメリカ軍が明らかに有利になる。米軍はこのチャンスにアフガンに留まって、パキスタンの北西辺境州を眺めているだけはしないだろう。
これによって、反米感情の強いパキスタンでも、反米運動が高まることはないと思う。それは米軍の作戦が北西辺境州に限定され、アルカイダを掃討する作戦が目的で、あくまで秘密裏(公然ではない)に行われているからである。
これなら一般のパキスタン人の許容範囲に収まるのではないか。
とにかくオバマ政権は撤退を開始する来年夏までに、アフガンとパキスタンに潜入しているアルカイダを掃討しなければいけない。何をもって対アルカイダ作戦の完了とするか。
それは二度とパキスタン北西辺境州をアルカイダの隠れ家にさせない措置をとることである。昔なら、峠や主要道に大量の地雷を埋めて、通行や使用を拒否することができた。しかし今は出来ない。
やはり街の防犯システムのように、各種のセンサーを設置して、土地の通行や使用を厳しく監視して、いつでも無人偵察機などで攻撃できる体制を整えることと思う。それをオバマ政権は1年間で完成させるというのだ。
パキスタンの北西辺境州に接するアフガン北東部と、この事件が起きた北西辺境州では、アルカイダとアルカイダと共闘するタリバンを掃討する米軍の作戦は次の次元に格上げされていると思われる。
今までのパキスタン軍の掃討作戦は、兵士の数の多さに頼み、北西辺境州の一部を大きく取り囲み、その包囲網を狭めながら険しい山岳地や隣のアフガンに追い込むというもの。
それを米軍の無人偵察(攻撃)機で空爆したり、特殊部隊が待ち伏せたり襲撃するというやり方だった。
最近は米兵をパキスタンで活動する米国際開発庁(USAID)に派遣し、パキスタン軍の治安部隊の訓練を名目に、パキスタン軍の包囲網から逃れたアルカイダを無人偵察機などを使って攻撃する作戦だったようだ。
パキスタンの現地に米兵を派遣することで、より精度の高い攻撃が可能になり、誤爆などで一般人を殺傷する危険を低く抑えることが可能になる。
オバマ大統領が決めたアフガン増派の米兵3万人が到着する6月までに、パキスタンで反政府勢力の行動が鈍る極寒期に、出来るだけタリバンやアルカイダの勢力を削ぎたい狙いがある。
極寒期の山岳戦闘では無人偵察機を配備しているアメリカ軍が明らかに有利になる。米軍はこのチャンスにアフガンに留まって、パキスタンの北西辺境州を眺めているだけはしないだろう。
これによって、反米感情の強いパキスタンでも、反米運動が高まることはないと思う。それは米軍の作戦が北西辺境州に限定され、アルカイダを掃討する作戦が目的で、あくまで秘密裏(公然ではない)に行われているからである。
これなら一般のパキスタン人の許容範囲に収まるのではないか。
とにかくオバマ政権は撤退を開始する来年夏までに、アフガンとパキスタンに潜入しているアルカイダを掃討しなければいけない。何をもって対アルカイダ作戦の完了とするか。
それは二度とパキスタン北西辺境州をアルカイダの隠れ家にさせない措置をとることである。昔なら、峠や主要道に大量の地雷を埋めて、通行や使用を拒否することができた。しかし今は出来ない。
やはり街の防犯システムのように、各種のセンサーを設置して、土地の通行や使用を厳しく監視して、いつでも無人偵察機などで攻撃できる体制を整えることと思う。それをオバマ政権は1年間で完成させるというのだ。
