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2013.12.08

 みんな・江田氏、9日に離党届提出へ 年内に新党立ち上げの意向 

カテゴリ日本出典 FNNニュース 12月8日 電子版 
記事の概要
みんなの党の江田前幹事長は、9日に離党届を提出し、年内に新党を立ち上げる意向を固めた。

江田前幹事長は9日、みんなの党に離党届を提出し、午後、記者会見を開くことにしている。

そして、年内に新党を立ち上げる意向。

新党には、特定秘密保護法案の衆議院での採決で、江田氏と共に造反した井出庸生衆議院議員など、10人以上が参加する見通しで、みんなの党は完全に分裂する。

江田氏はこれまで、政界再編の進め方をめぐり、新党構想を否定する渡辺代表と対立し、幹事長を更迭されていた。

また、10日には、民主党の細野前幹事長や、日本維新の会の松野国会議員団幹事長らと勉強会を立ち上げる予定で、渡辺代表との亀裂がいっそう深まっていた。

さらに江田氏は、今回の特定秘密保護法をめぐる渡辺代表の対応を「ぶれている」などと痛烈に批判していた。
コメント
官僚が勝手に秘密情報を指定し、それを国民の目から罰則で隠すことは、我が国の安全保障上の目的というよりは、官僚や政治家にとって都合の悪い情報を国民から隠す面が強いことを国民は気がついている。

それを官僚政治の脱却を主張する渡辺氏(みんなの党代表)が、特定秘密保護法案を真っ先に容認したことで多くの国民は失望した。

私は官僚政治の言いなりになる”みんなの党”なら、間もなく分裂して自滅する運命と思った。

しかし、ここで気がついて欲しいのは、日本維新の会の橋下代表も軍事問題でつまずいて支持を急激に下げたことである。普天間飛行場の司令官に風俗店の活用を勧めたという発言である。

どのこ軍隊でも慰安所とは、性病の管理をするのが目的で、軍医などの定期的な性病検査が行われる。性病による戦力の低下を防ぐためである。だからいくら慰安所を作っても、兵士の民間人に対するレイプ犯罪は減少できない。

兵士のレイプを防ぐには、厳しい軍規(教育)を課すことで、レイプを行った者を厳しく罰する事が重要である。

いくら繁華街の風俗店を活用しても、兵士の民間人に対するレイプは減少しない。むしろ兵士のレイプ事件を増やす原因になるだろう。そのことに気がついて橋下氏に米軍の司令官は驚いたのである。

そして渡辺氏も、特定秘密保護法の防衛、外交、テロ、スパイの情報漏洩を防ぐという言葉でだまされた。それで、まんまと官僚の支配を強める権力強化法案にさっさとなびいたのである。

これは政治家も軍事を知らなければ、その言動では軍事の論理で大打撃を被る実例となった。

戦争は平和を語って始められるという言葉を忘れないでほしい。安倍首相の「積極的平和戦略」などはその典型である。

これから野党の再編が加速する。再編された野党でも正しい軍事を学ばなければ鵜合の衆にしかならない。

自公の与党は正しい軍事とは逆のことを行っている。私自身、改めて軍事知識の重要性に驚いている。




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