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2012.12.26

 北朝鮮の総連機関紙 9月以降、軍視察1回のみ 正恩氏の動静分析 

カテゴリ北朝鮮出典 時事通信 12月26日 電子版 
記事の概要
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙・朝鮮新報は26日、金正恩第1書記の今年の公開活動を分析した記事を図表付きで掲載した。

それによると、国民生活関連が32回(22.2%)、軍視察が29回(20.1%)の順だが、9月以降の軍視察は1回にとどまっている。

韓国の聯合ニュースが伝えた。
コメント
9月以降、金正恩氏は軍の視察に行かなかったのではなく、危なくて行けなかったのではないか。

先軍政治の終焉に苛立ち、党に特権や利権を奪われる軍部の反発を恐れていた気がする。

そこで「軍事的には意味が薄い人工衛星発射」でガス抜きをしたのではと思った。

あの程度の弾道ミサイル発射(人工衛星打ち上げ)では、北朝鮮国内では「国威発揚」で盛り上がっても、国際的に批判が回避できると思った。(軍事知識のレベルが低い日本は除く)

それが証拠に、明白な国連安保理決議違反なのに、国連で今回のミサイル発射で北朝鮮に制裁強化(追加)する動きが見られない。

やはり北朝鮮の正恩体制は先軍政治を破棄して、中国型の改革・開放に向かう動きに変化はないと思う。




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