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所長
神浦元彰
軍事ジャーナリスト
Director
Kamiura Motoaki
Military Analyst

English Column of This Month!VOICE OF Mr.KAMIURA

Re:メールにお返事

日本や世界で現在進行形の最新の軍事情報を選別して、誰にでもわかるような文章で解説します。ホットな事件や紛争の背景や、将来の展開を予測したり、その問題の重要性を指摘します。J-rcomでは、日本で最も熱い軍事情報の発信基地にしたいと頑張ります。(1999年11月)

2011.08.24

 百里の305飛行隊が那覇に移駐訓する練について 

届いたメール
(神浦・・・このメールは昨日の那覇基地に百里基地のF15戦闘機が1ヶ月間移駐に関して頂いたメールです)。

305sqの那覇基地移動訓練について。

将来的に那覇基地には2個飛行隊が配備される予定ですが、その下準備も兼ねているのかなと思ったりしています。

また空中給油訓練は他の飛行隊でも那覇基地に移動して米軍のKC-135とおこなっているみたいなので、それも兼ねているのでしょう。

節電……は冗談っぽいですね。
コメント
よく言われる空自の特徴は、”勇猛果敢、支離滅裂”ですから、このような冗談が語られる雰囲気があるのではありませんか。

空自は今までの千歳基地(北海道)と三沢基地(青森県)の北方重視配備から、那覇基地(沖縄県)に1個飛行隊を増強して南方重視にシフトするので、その準備と考えられますが、ちょっと早い様に思います。

それから私は、那覇基地に増強される1個飛行隊は対艦ミサイルを発射できるF2戦闘機部隊ではないかと考えていました。

しかし東日本大震災の津波被害で、松島基地(宮城県)のF2戦闘機の教育隊が壊滅的な被害を受けて不透明になりました。これでF15戦闘機部隊の沖縄増強も現実味を帯びてきました。

これは嘉手納基地の米空軍のF15戦闘機部隊の一部撤退と密接に連携していますから、意外と早い新たな展開が見られる可能性も出てきたと考えています。
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