files(情報保管庫)
このファイルには、2003年8月分の「Re:メールにお返事」を保管しています
| 故障が回復しました。(9月2日 Am 11:05) | やっと故障が回復しました。原因はわかりませんが、ウイルスではなかったようです。でもなんとか回復して、再び回線が通じたときの気分は最高ですね。これから受信や送信が可能になります。よかった。 |
| メールが受け取れません。(8月28日・ Am 9:30) | 原因不明ですが、メールの受信障害が発生しました。メールが開けません。なぜか強制終了されます。直るまで、メールを送らないようにお願いします。 |
| 届いたメール |
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| 所長コメント |
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| カモがネギをしょって帰っていった。(8月27日) | 届いたメール こんばんは、東京の00です。 カモがネギをしょって帰っていっちゃいましたね。 万景峰号:小旗に見送られ離岸 乗船客ほっと http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030827k0000m040112000c.html 外交当局がちゃんと実利を確保しての出港なのか、二国間協議の空約束のみかで、評価がわかれると思いますが、建国記念日に特権階級にお肉を配れない将軍様も見てみたかった人は多かったと思います。 被害者が誘拐犯に便宜を図る必要まったくないので、国交がなく、過去に公共施設・公共輸送機関の爆弾テロや外国人の拉致誘拐・薬物犯罪を行った国が、船籍の船舶や実質的オーナーの船舶の入港・出港を国土交通大臣の裁量で、制限できるような法律が望まれます。「開港の自由」というわけのわからない議論がありますが、国交のない国の船舶に限定すれば、文句を言うのは北朝鮮だけでしょうから、大丈夫だと思うのですが。 秋の国会で最優先事項として、議員立法として超党派で成立させて欲しいです。そして、親北朝鮮派の議員達に踏絵を踏ませて、次の選挙で落としたいですね。 最後ですが、新刊の翻訳本期待してます。 |
| 所長コメント 今までと違って、船内は徹底的に検査されるわ、積み荷リストは公開される、乗船名簿はマスコミに流れるで、もう万景峰号は悪いことは出来なくなったと思います。また、船体の塗装塗り直しも港から見える左舷のみで、日本に輸出する積み荷も麦わらでは、日本人の北朝鮮への恐怖心が吹き飛んだと思います。もうそろそろ、もし北朝鮮が日本に攻めてきたらどうなる式の質問は終わりにしていただく対ですね。と言いつつも、今週も1件ほど「もし北朝鮮軍と自衛隊が戦えばどうなる」式の取材依頼がまわってきました。「エェッー」と絶句していると、「多くの国民が北朝鮮軍の攻撃に不安を抱いています」と話していました。さらに、「本当に自衛隊は北朝鮮軍に勝てますか?」ですからね。 麦わらを積んできて、冷蔵庫や洗濯機を積んで帰るような国と日本は戦争はできませんよ。弱いものいじめにされてしまいます。とにかく独裁者の威厳など吹き飛んだと思います。恐さが売り物の独裁者にとって、国内・外の威信低下が最も不安だと思います。これからドンドンと独裁者の威信が低下していきます。 |
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| 軽装甲車両(LAV)の情報です。(8月26日) | 届いたメール 度々の思いつきのルールばかりで申しわけありません。戦車の値段調べてましたらLAV車開発の詳細が載っていましたのでメール差し上げました。 ストライカー装甲車以前のLAV車開発の経緯が解りました。あまりパッとしないと思っていましたら遅れて出てきた二番煎じでした。陸軍と海兵隊で1982年初めに開発をはじめ、予算難を理由に陸軍は下りたようです。海兵隊はLAV装甲車を導入して近代化を成し遂げたようですが、陸軍は「大艦巨砲」の夢が覚めなかったためか大幅に出遅れたようです。イラク戦後に苦戦しているようですが、この辺の付けが回ったのかもしれません。陸軍の偉い方が痛みを伴わないと時代の変化を理解しないとの事で、わざと放置されているのではとさえ思えます。私ども素人には解りませんが色々内部での対立、過去の経緯など有るようです。 日本の96式装輪装甲車は予算の制約と価格の問題から、広く普及させることが可能かどうかは予断を許さないようです。緊急派遣は無いので戦略が違うのでしょう。兵器開発には色々対立等あるのでしょうか、日本の兵器は高いので有名だそうですが武器はリースなど効かないのでしょうか。思い付きですが、外国からリースすれば武器の処分の問題がなくなるように思います。ご指導お願い致します。 残暑厳しき折、お体を大切に。 ****関連資料*** 前回の資料との整合性でほぼ信頼できる資料と思います。 LAV装甲車の開発(抜粋) >・1982年初めにアメリカ陸軍と海兵隊は、緊急派遣部隊が装備する新型戦闘車両として、LAV(Light Armoured Vehicle=軽装甲車両)計画をスタートさせた。<省略> ・4車種による試験を実施した結果、1982年9月に、GMカナダ社が提案したピラーニャ装甲車の改良型がLAV装甲車として採用された。<省略> ・LAV装甲車は当初、陸軍と海兵隊で共同導入する計画であったが、この時点では≪陸軍は、予算難を理由に計画から降りており≫、海兵隊のみが導入することに なった。<省略> ・海兵隊は、軽装甲歩兵/偵察大隊に配備するため、758両のLAV装甲車シリーズを発注し、すでに全車が引き渡されている。<省略> ・また、1991年の湾岸戦争における活躍が認められて、サウジアラビアも、国家警備隊用に1,117両のLAV装甲車シリーズを発注している。 (戦車研究室Web) http://combat1.hp.infoseek.co.jp/LAV-25.htm 96式装輪装甲車(90式戦車は9億円、M1A1は5億位?)価格は、1両約1億3,000万円程度と、装輪式装甲車としては決して安価とはいえない。 陸上自衛隊では本車を、旧式化した装軌式の60式装甲車と73式装甲車の後継と位置付け、今後順次、一般の普通科部隊に配備していきたい考えだが、予算の制約と価格の問題から、広く普及させることが可能かどうかは予断を許さない。 http://combat1.hp.infoseek.co.jp/96SOUKOU.htm ********* |
| 所長コメント 最近は価格調べをしていませんが、以前は、毎年のように兵器の値段を調べていました。そこで私が海外の兵器の価格を調べていた方法を公開します。それは外国の軍事専門誌を活用します。そのような専門書には、必ず兵器取り引きの情報欄があります。そこに兵器の種類と数、それに取り引き金額が書かれています。それを活用して、データを更新していきます。 自衛隊の場合は、防衛日報からでている「自衛隊現況」に大体のことはでています。大きな図書館に行けばあると思います。ところで96式装輪装甲車が1億3000万円ですか。高いですね。ちょっと高すぎます。配備数を増やし、1車両を半値以下にする努力が必要と思います。これから自衛隊の海外派遣が増えれば、もう国産にこだわる必要がなくなりますよね。 |
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| 在日の人の気持ちが理解できない。(8月26日) | 届いたメール 前からの疑問なんですが、どうして在日の人は日本人に対して塩を塗るようなことばかりするのでしょうか?世界中でこのようなのは日本と朝鮮ぐらいだと思います。 本国で餓えて死ぬ人々より特権階級がそんなに大切なのでしょうか。隣の事ながら理解に苦しみます。 今回入港した万景峰の後部甲板には、これまでの入港時には見られなかった「赤い小舟」が積まれており、PSCの結果、高速救命艇と確認、機能にも問題はなかった。北朝鮮は今年6月の新潟入港中止後、中国やシンガポールなどから装備を調達し万景峰を改修。数千万円の費用は在日朝鮮人が中心となって負担したという。 http://www.sankei.co.jp/news/030825/0825sha098.htm |
| 所長コメント 在日の人も心の中では泣いていると思います。でも家族を北朝鮮に人質に取られていれば、あのように振舞うしか方法がない人も多いのではないでしょうか。もう20年も前になりますが、知り合いの焼肉店の若主人が、父親の遺骨を埋めに万景峰号で北朝鮮に里帰りしたとき、本音の体験談を聞いたことがあります。まず入国時に税関や入管(日本に相当)に賄賂をたかられたそうです。故郷に行けば親戚中が集まり、なんでもいいから置いていくように懇願されたそうです。さらに帰国時(乗船時)には再び税関や入管にたかられ、すっかり丸裸にされたと怒っていました。(本当はもっときつい言葉で罵っていました) 朝鮮総連から実の弟が北朝鮮で逮捕された。救出にはお金がかかると言われ、北朝鮮に2000万円を寄付させられた老女を知っています。その2000万円は実家を抵当に入れ、銀行から借りたお金でした。それでも老女には弟の死亡通知しか来なかったそうです。そのような在日の人が多くいます。日本からの送金や援助が命綱で、それば途絶えれば死を覚悟する人が平壌に多くいるそうです。問題はそのような支配体制を終わらせることです。影響力のある在日の方で、表では金正日を賛美しているのに、裏では金正日を打倒する工作をしている人もいます。 とにかく在日の人は、北朝鮮に人質を取られていることを忘れてはいけないと思います。そこで日本人が彼らに代わって、北朝鮮に厳しい対応をして支配体制を終焉させることが重要と思っています。 |
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| いよいよ万景峰号がやってきました。(8月25日) | 届いたメール おはようございます。東京の00です。いよいよ。万景峰号がやって来ました。 http://www.sankei.co.jp/news/sokuhou/sokuhou.html >02:20 北の工作機関幹部は乗船せず。25日入港予定の「万景峰92」。公安当局によると船員名簿に名前は確認できず。> 人質は乗船してないようですね。粋な演出があると思ったのですが(笑) >今もわからないのは、扇国交相が「万景峰号はAISを搭載していない」とわざわ語ったことである。昨日のこのホームページが指摘しているように、AISは日本で簡単に購入できるし、数時間で船に搭載可能な機器ということから、そのような指摘は意味がないのだが・・・・・。> ハードルは低いですから安心して来て下さいという「騙し」で、日本のテリトリーに確実に引き寄せて、交渉材料にするということなら合格なんですがねぇ。 最低でも、6ヶ国協議と人質解放交渉を、有利に運ぶ材料に出来なければ、小泉政権が吹っ飛ぶかもしれませんね。 普通は、カモがネギしょってやって来るようにしか見えないのですが。 では、また。 |
| 所長コメント 私も先ほどまで万景峰号の入港をTVで見ていました。そしていろいろなことを考えました。つい数年前まで、「朝鮮総連、朝銀、万景峰号には指一本触れさせない。これは北朝鮮の聖域(外交特権)である」と息巻いていた日本の政治家はどうしたのでしょうか。また、マスコミもそのことを触れないのはなぜでしょうか。今でもそのことを封印する日本の体質に、本当の外交ができるのでしょうか。そのようないい加減な政治家や官僚に、自衛隊という軍事組織を使って欲しくないですね。 PSCも単に形式的で、明日になれば高級牛肉7700キロを積んで、さっさと北朝鮮の元山に出港していきますよ。日本がPSCを厳格に行うと言うのは北朝鮮向けではなく、怒った日本国民をなだめる為の発言と思います。そしてまた9月4日には堂々と新潟港に入港してきますよ。 |
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| 北朝鮮は飢餓で絶対に崩壊しません。(8月25日) | 届いたメール 神浦さんこんにちは。 日本国内では冷夏による農作物への影響が、毎日のようにTVや新聞で報道され、北朝鮮でも日本同様の冷夏が、過去最大の96年を上回る深刻な食糧不足を招来して、もはや今夏にも北朝鮮の体制に危機が?という気の早い憶測がごく一部で出ています。 しかし私は、「北朝鮮が飢餓で崩壊する事は絶対にない」と断言したいと思います。単純な飢餓で一国家の体制が、いとも簡単に崩壊する事はありません。中高校の頃の歴史の教科書、資料集を良く見たら、食人や嬰児殺しが発生するような想像を絶する飢饉の状況では、大規模な民衆反乱が頻発する事はありません。 もう「お上」に反抗する気力さえなくなり、死を待つのみという気持ちになるのです。むしろ食糧不足でも、まだ飢饉のような深刻な状況には達していない、ちょっとした空腹感、政商たちの浪費への反感や新しい法律や規則への不満など、生活難はあってもまだ民衆に余力のある状況で、一揆や打ちこわし等の典型的な民衆反乱が頻発する事が判ります。 よく言われる「空腹状態」と「飢餓状態」は日常会話のレベルでは同じように見られがちですが、両者は全く異質なもので、前者が激しい空腹感、焦りと無力感に襲われるとても苦痛を伴う、しかしまだ身体に悪影響は全く出ていない状態なのに対し、後者はもはやそれらを「突き抜けて」しまい、空腹感も焦りも何も感じず体と気持ちはとても楽になりますが、確実に自分の体を食べている、骨も内臓も日に日に磨り減っていく状態のことです。北朝鮮で過去に「人口の一割が死亡した」時期のこの死者に該当する(おそらく出身成分も低いであろう)人々はこの後者の「飢餓状態」であったものと私は推測します。 私は職業として密教の修行を受け、1週間ほどの断食も何度か体験しましたが、5日目辺りを越えると不満感も心の奥底の反抗心も全く消え、ただ素直に周囲の流れに自らの身を任せようという気持ちになります。北朝鮮の「生かさず殺さず」の民衆支配は語弊はありますが、「正しい」と私は思います。かつて北朝鮮と地政学的によく似ていた民族分断国家の東ドイツは、「社会主義の優等生」と呼ばれ西ドイツと比べても衣食住には大体不自由せず、また共産国の割には自動車の運転免許を持っている国民の割合も非常に高いなど、一定の消費生活ができる国力を持っていましたが、ソ連のペレストロイカに始まる東欧圏の経済混乱による、ちょっとした物不足や物価高であっけなく崩壊してしまいました。 理由は「生かさず殺さず」の支配をせず、国民に「もっと豊かになりたい」という空腹感を覚えさせてしまったからです。北朝鮮軍は現在兵役に就いている世代が、成長期の80年代に食糧不足を経験した為、体格も劣り戦力も落ちていると噂されていますが、「展示部隊」の板門店の部隊の兵士は勿論、中朝国境地帯の兵士もTV映像で見たところ、顔色は非常に良く、食料が原因の軍隊の暴発はないでしょう。 民衆が餓死寸前でも、軍隊と特権階級だけでも一応食料が足りていれば、北朝鮮は絶対に内部崩壊はしません。むしろこれまで餓死寸前だった層に少しづつ食料が渡り始める時期が危険です。明日より特に日朝間にはマンギョンボン号新潟来港、6者協議など重大な政治スケジュールが続きますが、日本側は北朝鮮の「国体護持」にかける真剣な思いを真正面から受け止め、虚々実々の交渉の駆け引きの中でも、決してそれを茶化したり見下したりすることなく、相手の尊厳を認め交渉に臨んで欲しいものです。 |
| 所長コメント そうですか。飢えるということはそのような心理状態になるのですか。私が聞いた話では、あついお湯にカエルを入れると、カエルは驚いて飛び出すそうです。しかし冷たい水にカエルを入れ、その水をすこしづつ熱していくと、カエルは飛び出すことなく熱湯で死ぬそうです。 これから6カ国協議が始まります。北朝鮮のカードは核のカードを使って、いつもの脅迫外交を行うことしか手段がないと思われます。しかし核カードの脅迫は中国やロシアが許さないでしょう。となれば韓国を取り込むしか方法はありません。 まあ、これから北朝鮮外交の正体が明らかになります。金正日がどの程度の凄腕か、よく観察して見たいと思います。まあ中国、アメリカ、ロシアは、北朝鮮が万にひとつも勝てる相手ではないと考えています。最後はいいなりですよ。 |
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| 北朝鮮にラジオを送る運動の結末です。(8月24日) | 届いたメール 以前、(北朝鮮にラジオを送る件で)お便りした00です。 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/08/22/20030822000063.html 結局、例のラジオ風船計画にはあの人が噛んでいて、こんな結末になったのですね・・・。 |
| 所長コメント 人民はしたたかです。いくら北朝鮮の支配体制がギュギュと人民を締め上げても、弱く貧しい人民達は、闇市場でなんとか生き延びてくれると期待しています。 今年の北朝鮮の食糧情勢は、多くの餓死者を出した96年当時より悪いといわれています。もう北朝鮮からの脱北者を助けるのではなく、北朝鮮の支配体制を終焉させる国際的な運動が必要ですね。右翼でなくとも、万景峰号の入港に抗議したくなります。 |
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| 国会議員の夏休み・海外視察旅行はお遊びではないか。(8月23日) | 届いたメール 国会議員は予想通りオーストリアへ海外旅行? 以前、国会議員はイラクの視察旅行に行け(7月27日)で、神浦さんのサイトに掲載させて頂いたものです。小生は国会議員の方が今年もヨーロッパに国民の税金を使って海外でお遊びをするだろうと警戒しておりましたが、「中東協力現地会議って?」 http://www.asyura.com/0306/war38/msg/638.htmlを読んで「ああ、やっぱり」と思いました。是非ご一読頂き、こういう事はもう止めるようにしてもらいたいと思っております。 テリー伊藤氏の『お笑い外務省』で書かれている状況が未だに続いているにも関わらず、大マスコミどもは何をやっているのか?癒着するのもいい加減にすべきだと相当怒っております(ただし、上記情報が特定の議員を追い落とすためのリークである可能性もあるので注意は払いたいと思っております)。秋に出版予定の本、心待ちにしております。 |
| 所長コメント 自衛隊をイラクに派遣させるとした国会議員なら、まさにこの機会にイラクやアフガンに行くべきと思います。現地の日本大使館が受け入れは危険と警告しても、あえてその警告が本当かどうか、自分の目と肌で確認してほしいものです。 私の知り合いに日本大使館で警備官(自衛官)を勤務した者がいます。いかに国会議員が海外視察の時に恥ずかしい振る舞いをするか詳細に話してくれました。これからそのような者の内部告発が多く出ると思います。 |
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| 万景峰号のAISは某・日本企業が準備済みと思います。(8月23日) | 届いたメール おはようございます。ご無沙汰してます、静岡県沼津市の00です。 昨晩のテレ朝系のニュースステーションで、拉致家族の横田さん達が国土交通省の扇大臣の所へ、万峰望号の入港の事で陳情にいったニュースが流れました。すると扇大臣が息巻いて、万峰望号にAIS(船舶自動識別装置)が付いていないと言ってました。そこでネットで詳しく調べてみると、AISの検索では関係ない事柄がずらずらと出てきました。 その中でも、北朝鮮の労働部御用達と囁かれる某電気メーカー(日本企業)のホームページを覗いてみると、キチンとAISの事が説明してありました。 そのホームページではたしかに扇大臣の言われる様に、国際旅客船には2003年7月から付けるようになったと、AISについての説明が書かれていました。他局のニュースでは、万峰望号に付いてないので、どこかから調達してきたようで、そのAISと思われる荷物(宅配便の荷物らしき)が映し出されていいました。そのニュースではAISなしで入港して新潟で付ける様な話であった、(断言していない所がミソの様)。 重村教授の暴動の話が本当だとすると、どうしても新潟への入港は実現させたいのが北の願望でしょうが、どう言う手をつかってくるのでしょうか。非常に興味があります。 では |
| 所長コメント そうですか。関西のあの企業は労働党と強い関係にあったのですか。それなら、万景峰号が新潟に寄港中にAISを取り付けるつもりでしょう。しかしそんな単純なことを扇大臣はなぜわざわざ説明したのでしょうか。これは何か裏がありそうですね。本日(8/23)の読売新聞もこの問題を1面に扱っています。ちょっと様子を見ましょう。 |
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| 米軍が対北朝鮮・中国の潜水艦向けの光学センサー実験(探知)を行う。(8月23日) | 届いたメール 神浦さん。globalsecurity.org みてたら、北朝鮮と中国の潜水艦に絡む見出しがありました。 http://www.globalsecurity.org/org/news/2003/030819-sub-hunt01.htm 内容はほとんど同じですが、the.honoluluadvertiser.com にはイラストもあります。 http://the.honoluluadvertiser.com/article/2003/Aug/19/ln/ln23a.html センサーの説明 http://www.sti-government.com/Optical_Imaging_Systems/LASH-ASW.html 要点は、(超分光)光学センサーで潜航中の潜水艦を探知するテストを米海軍が今秋日本海で行う、ということです。 北朝鮮のミゼット潜は浅海域で行動するので、主に旧ソ連の原潜を想定し整備されてきた海自の対潜部隊では(音響による)探知が困難と問題になってましたし、中国がロシアから買ってるキロ級にも米海軍は神経質になってるようです。 追伸 「74式戦車にも砲安定装置はある。(8月21日)」について。 90式で行進間射撃が可能になったのは、90式から採用された自動装填装置のおかげでしょう。 それ以前にレオパルドは、それまで照準器と砲が常時連動していたのを、次弾装填中に砲を固定(砲と照準器の連動を切り離し)、行進間の装填が楽になりました。以後、90式に限らず世界中で模倣されてます。 一方74式はレーザ測距による自動照準を世界で最初に実用化し、高度な砲安定装置を装備して、確かに行進間射撃も不可能ではなかったようですけど、照準と砲が機械的に連動していたので目標を追尾するため揺れ動く戦車砲に人力で次弾装填せねばならず、大変だったようです。 > それと、90式の砲安定装置・FCSともドイツのレオパルトツバイの模倣であって、日本の誇るべき技術というのにはあたらないと思います。 砲安定装置は単にサーボ機構だし、FCSも所詮コンピュータです。つまり単に開発時期のずれが採用された技術に反映されてるだけで、ドイツから模倣というのは少し強引な主張のような気がします。 それでは。 |
| 所長コメント 潜水艦を光学センサーで探知するとは面白い発想ですね。宇宙の衛星から地下資源の探査に光学センサーを使うと聞いたことがあります。地上表面の色の変化で、地下に石油や鉱物の探査を行うそうです。この情報はまだまだ続報が続くと思います。なにかわかりましたら情報をください。 |
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| 90式戦車の砲安定装置の情報です。(8月23日) | 届いたメール こんにちは、00です。74式戦車と砲安定装置でネット検索したら174件ありました。ホームページの信頼性は定かではありませんが、分かりやすい解説だったので一部引用します。 「90式戦車の“主砲安定装置”の完成度は高いものがあります。陸上自衛隊の61式戦車は、俯角のみ一定に保つ装置を装備しています。これでは、制動により停止して射撃するにも主砲の旋回方向の位置を設定しなければならず、すぐには砲撃出来ません。74式戦車になってからなんとか主砲の旋回方向の位置を設定出来るようになりました。しかしこの段階ではまだ照準器と主砲は機械的に連動されており、目標特定後の別の目標走査が出来ません」あるにはあったが制度が悪かったようですね。 出典はここです。http://www.geocities.jp/jh4byt1/tank.htm#001 違うページにこんな記事もありました。 「74式戦車は自動照準装置と砲安定装置(他国の安定装置と違い砲操作も精度が高い高度なシステム)及び油気圧サスペンションによる車体遥動の少なさから、HEPの行進間射撃でも結構命中したそうです。ただ、HEPの跳弾事案から行進間射撃は中止となり、跳弾の心配の無くなったはずの演習用徹甲弾使用の射撃訓練でも、74式戦車は、国内の射場での行進間射撃が禁止されているのは残念です。ただ、行進間連続射撃となると74式戦車も厳しく、レオパルト2が先鞭を付けたと言えるでしょう」。 出典はここです。 http://www.warbirds.jp/ansq/3/C2000697.html では。 |
| 所長コメント 90式戦車の砲安定装置については多くのメールが届いています。その中には現職自衛官のものもあります。そこでこの問題はこれくらいにしておきましょう。こんど90式戦車を開発した元技官と会う機会があります。そのときに詳しく聞いておきます。 しかしこのホームページはすごいですね。私がちょっと困って、「わからないから教えてください」と書いただけで、すぐに多くの解説や詳しい情報が届きます。自分で言うのも変ですが、こんなすごいホームページはありませんよ。 |
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| 北朝鮮で大変なドラマが待っている。(8月22日) | 届いたメール おはようございます。東京の00です。 昨日のTVで重村智計拓大教授が、ピョンヤンで小さな暴動があったと述べられたようですが、事実だとしたらいよいよですね。 万景峰号への日本政府の対応が極めて重要になってきました。 このまま封じ込めていけば、間違いなく崩壊するのでしょうが、暴発させずにソウル市民を守りつつ、金正日政権を安楽死させるとなると、かなりさじ加減が難しそうです。あまりアメを与えすぎて、来年まで存続されてしまうと、またぞろ何十万人も餓死者がでてしまう。 6ヶ国協議と万景峰号の対応は、日本のことだけ考えれば、ハードに押すだけでいいと思うのですが、東アジアの全体を考えれば、微妙に難しい感じがします。 9月9日まで、大変なドラマが待っているようです。 |
| 所長コメント 昨日と一昨日の2日間、東京を留守にし、ニュースも聞けない状態でした。平壌で小さな暴動があったのですか。これが重村さんの情報なら信頼度は高いと思います。親族をはじめ政府高官の脱北が続いています。韓国でのユニアシバード参加混乱(予定の当日に参加を遅らせる)のように、北朝鮮に不統一した対応が目立っています。 もう北朝鮮は形振り構っていられない状態と思います。この秋に大変動が起きるという見方に同感します。今のところ、6カ国協議の行方ですが、核放棄の結論だけは見えています。それを北朝鮮がどのように対応するかですね。すなわち体制保障と経済・食糧支援に関連させるかです。 |
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| 米軍ストライカー部隊がイラクに展開します。(8月21日) | 届いたメール 思いつきの変なルールばかりで申しわけありません。 覚せい剤は注射だとばかり思っていましたが、粉末等も有り、カレーライスなどの食事に混入して知らないうちに摂取させられていたなど、戦闘前に知らないうちに覚せい剤汚染状態にされている可能性を考えると恐ろしくなります。 本題ですが、イラクでブリキの軍用車両が攻撃されて多くの死者が出ているようですが、装甲化を考え出したのでしょうか。車両の装甲化率を上げれば、十分に防げる攻撃のように思われます。 その為か虎の子のワシントン・フォートルイスの迅速機動旅団をイラクに10月頃派遣するようです。 **イラクへのストライカー師団の派遣。 Pioneering Army unit will make its combat debut in Iraq this fall (US TODAY) http://www.usatoday.com/news/world/iraq/2003-08-03-army-stryker_x.htm この旅団の一部が初めて国外での訓練の為に韓国に派遣されました。この状況がTVで放映されましたので画像でご覧になったと思います。ただし駐留はないようです。 *ストライカー'(Stryker)部隊が韓国で初めての海外訓練 在韓米軍は28日、「米・ワシントン州のフォート・ルイス(Fort Lewis)にある2師団3旅団所属のストライカー戦闘旅団(SBCT)の1小隊が、今月31日から約10日間韓半島に配置され、地形熟達訓練などを行う」と明らかにした。(デジタル朝鮮日報) *全部で6個旅団となる。? ストライカー戦闘旅団は兵力約3600人とストライカー装甲車309台、M198型155ミリ曲射砲12門、TOW対戦車ミサイル、先端指揮統制および情報収集(C41)システムからなっている。 http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2003/07/28/20030728000052.html 迅速機動旅団である'ストライカー'(Stryker)部隊が韓国で初めての海外訓練 **関係者は“ストライカー部隊は韓半島に駐留はしなくて、有事の際に韓半島に展開する”と付け加えた。 http://www.kodensha.jp/knew/d13/a30728-2.htm ‘Stryker’は米軍の英雄の名前から取ったようです。迅速機動旅団の主力車両はストライカーIAV車という8輪のタイヤで走る装甲車で、最大速度は舗装道路で約100km/h、一回の給油で500km走れ、悪路も無限軌道車並に走れる優れもののようです。 最大装甲厚: 12.5mm厚鉄鋼+新しい濃厚な磁器の複合装甲?(14.5mm万能装甲とも有ります。初期仕様より強化された。)、RPG-7はオプションでドイツIBD/Deisenrothエンジニアリング軽量磁器の合成外装アップリケ・パネルを取り付ける事により防護することが出来て、イラク程度の攻撃では死なないで済みそうです。普通の装甲車より格安の様ですからお金持ちのアメリカのことですから多量投入となるのでしょうか。 **Stryker IAV写真 Interim Armored Vehicle (IAV) Pictures 簡易装甲車?8輪走行で目的別10車種。(A~J)(globalsecurity.org Web) http://www.globalsecurity.org/military/systems/ground/iav-pics.htm **Stryker IAV開発の経緯及び配備等。(globalsecurity.org Web) (英文) http://www.globalsecurity.org/military/systems/ground/iav.htm Stryker IAVの仕様(army-technology.com Web)(英文) http://www.army-technology.com/projects/stryker/specs.html イラクに貼り付けになるようですから、本来の航空機を使用した迅速機動は生きて来ない様ですが、補充は航空機で出来ますからこの点では有利です。イラク内でもC-130に1台搭載して小型飛行場に着陸して戦闘即応体制で、C-130から自走離脱して戦闘に入ることが出来るようですから小規模戦闘では迅速機動が生かせるようです。重量は19トンです。 航空機への積載は、トラック?を使用してC-5航空機で7台、C-17航空機で4台を運ぶことが出来、C-130航空機で地面上より1台積載でき、小さい飛行場に離着陸して戦闘即応体制でC-130から降りることが出来ます。(ピラニアVでも出来るそうです。) **ストライカー簡易装甲車(IAV)詳細に解説(army-technology.com Web)(英文) 航空機への積載も含め上手くまとめられています。兵器、戦術インターネット等支援システムも簡単に解説されています。特に珍しいものは無いようで詳細な解説はありません。 http://www.army-technology.com/projects/stryker/ アメリカの最新兵器だと、どんなに凄いのかと調べてみましたが、期待したほどの物凄い兵器ではないようです。亀の甲羅にタイヤを付けた様な車両どこかで見たことがあると調べて見ましたら、旧ソ連圏で多用されていたBTR-70装機装甲兵員輸送車に似ています。BTR−60 (1959年,10.3t)、BTR−70(1976年,11.5t)、BTR−80(1986年,13.6t)と1959年に採用されて改良されBTR−80は現在も製造されているようです。兵器その他の仕様もかなり改善されていますが、ストライカーは大変似ています。もちろん凄いハイテクとか凄い支援システムは無いようです。 BTR-70装機装甲兵員輸送車図。(1976年生産開始) http://angrif.hp.infoseek.co.jp/atc.ht11.gif BTR−70解説(UNITED DEFENCE Web) http://www.eurus.dti.ne.jp/~freedom3/btr-70.htm BTR−70解説(FAS Web)(英文) http://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/row/btr-70.htm BTR−80解説(UNITED DEFENCE Web) ***アフガニスタンの経験で改良されたようです。(1986年採用)******** http://www.eurus.dti.ne.jp/~freedom3/btr-80.htm BTR−80解説(FAS Web)(英文) http://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/row/btr-80.htm BTR−60解説(UNITED DEFENCE Web) BTR−60は旧ソ連軍のすべての歩兵師団及び機械化師団への配備を目指した本格的装輪装甲兵車として開発が始められた。(1959年生産開始) http://www.eurus.dti.ne.jp/~freedom3/btr-60.htm さすがに、ロシアから技術導入するわけに行かない為か、ストライカーはスイス・Mowag社の「ピラニアIII」のライセンス生産品LAV Vです。「ピラニアIII」は、スイスのMowag Motorwagenfabriken(Mowag:現在、ゼネラル・モーターズ・ディフェンス・カナダによって所有された)によって開発されていた外装した車輪の付いた乗り物のファミリーです。「ピラニアIII」も水陸両用でスクリュウが2個付いたBTR(ロシア)に似たものが有ったりして、かなりパクリが有るように思います。BTR(ロシア)の問題点であったリア・エンジンがフロント・エンジンに改良され兵員展開が後方より楽に出来る様になっています。エンジンもBTR-80と同様に単機ジーゼル化されています。「ピラニアIII」総車両重量は18.5トンです。 ピラニアT〜Vも1台をC-130航空機搭載可能です。ストライカーの装甲は特注のセラミック複合装甲で総重量が19tとなっています。RPG-7保護はオプションでドイツIBD/Deisenrothエンジニアリング軽量磁器の合成外装アップリケ・パネルを取り付けるようです。(パネルを付けてC-130に乗るのでしょうか?) *ピラニアIII解説。(army-technology.com Web)(英文) http://www.army-technology.com/projects/piranha/ ピラニアV仕様(army-technology.com Web)(英文) http://www.army-technology.com/projects/piranha/specs.html ピラニアIII解説。(FAS Web)(英文) http://www.fas.org/man/dod-101/sys/land/row/piranha.htm ピラニアIII(デンマーク軍用車Web) (英文) 歴史:ピラニア・シリーズの開発は1970年頃に遡ります、最初のプロトタイプは1972 年に完成した、最初の生産車両(ピラニアT)は1976年です。(BTR-70の配備の年と同じ) http://users.armyvehicles.dk/mowagpiranha.htm ピラニアIIIメーカー(MOWAG Motorwagenfabrik AG Web)(英文) 四輪軽装甲車両、簡易装甲トラック、多輪式軽装甲車?のメーカー(ピラニアの最初の生産は1975年?) http://www.mowag.ch/En/02_ProdukteEn/PIRANHAEn/02-02_Frameset.htm おまけに自衛隊 96式装輪装甲車(製造所:小松製作所) 一番新しい8輪装甲車?。面白いことに搭乗歩兵用に4個窓があるそうです。ジーゼルエンジンは前です。 http://www.jda.go.jp/jgsdf/info/so8.html (陸上自衛隊 Web) ストライカー配備への経緯。 配備への経緯。http://www.army-technology.com/projects/piranha 1) 1999年10月に「2010年までに軍を再生させるための計画」の中で立案され概要を説明した。 2) 2000年11月GMディフェンス社、GDLS社がストライカーIAVを2131台受注した。 3) 2002年3月ストライカーICV(歩兵輸送車両)が米軍に1号車両が納品された。 4) 2003年10月イラク実戦配備。? 意外とストライカー配備立案から配備まで既存の車両を改造配備したためか短期間です。その割には治安維持的な迅速機動出動が増加する事を見越してか重視しているようです。部隊全体の装甲化で出動部隊の死傷者の減少を重視しているのでしょうか。イラクでの実戦配備で結果が残せるのでしょうか。専門家からすると馬鹿馬鹿しいことと思いますが、ストライカーIAVをアメリカが21世紀、地上軍の切り札の様に宣伝していますのでインターネットで調べて見ました。ハイテク兵器に比べ地味で、大元はロシアで安価な機甲師団用として考え出されたもので、あまり大したものには 素人には見えませんでした。 解説は素人の独断が入っていますので各ホームページで再度ご確認ください。本当に長々と済みません。ご専門の部分と思いますのでこの兵器の評価と今後の展開についての解説をお願い致します。 気候変動が大きいですから健康に注意してください。 |
| 所長コメント 米軍がRMA化された大部隊より、機動・打撃力に優れたストライカー部隊をイラクに投入するのは、ゲリラなどの非対称戦での治安作戦を強化する目的と思います。しかし空輸できたり、RPGに対抗できても、全般のイラク情勢悪化を改善できることはないと思います。さらにゲリラが石油パイプラインを破壊したり、水道管を爆破する。また電力施設を破壊する作戦にでれば、ストライカー部隊もお手上げとなるでしょう。米軍も口で言うほど、強気ではないと思います。 |
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| 74式戦車にも砲安定装置はある。(8月21日) | 届いたメール こんにちわ。 既に誰かが指摘されているとは思いますが、今年5月7日の「メールにお返事」の所長コメント には誤りがあります。 >90式戦車の砲安定装置もそうです。この採用で90戦車は行進間射撃といって、凸凹道を走りながら精密射撃が可能になりました。それまでは戦車砲を撃つ時は、いったん停止して撃っていました。> とありますが、74式戦車において既に砲安定装置は採用されており、同戦車でも行進間射撃は可能です。(90式のほうがずっと進歩したシステムではありますが。)74式と同世代(以前)の主要国の戦車も当然採用していました。 また、 >そもそもの技術原理は戦闘機のFCS(火器管制装置)で、敵味方が激しく機動する空中戦で、正確に20ミリ機関砲を撃つための技術です。 とありますが、砲安定装置と戦闘機のFCSは何の関係もありません。90式戦車のFCSは戦闘機のそれを模したものらしいので、それと混同されているのでは。 それと、90式の砲安定装置・FCSともドイツのレオパルトツバイの模倣であって、日本の誇るべき技術というのにはあたらないと思います。 それから、海保の巡視艇の砲安定装置ですが、各国の艦艇ではとっくの昔から採用されているので、むしろ今までの海保の艦艇に装備されていなかった、ということのほうが驚くべき事実というべきでしょう。 以上 |
| 所長コメント もうかなり前ですが、富士の総合火力演習のとき、戦車部隊出身の広報隊員が、「神浦さん、きょうは90戦車の行進間射撃を初めてお見せします。走りながら目標を狙いつづけ、連続して目標に戦車砲の射撃が可能です。これが今回の演習の目玉です」という解説を聞いたことがあります。その後、富士学校の90戦車シミレーションで模擬射撃を体験しました。確か、その時も、「今日は行進間射撃をやってもらいます。いかに砲安定装置が優れているか理解していただけます」と話され、それまでは戦車砲の射撃時、戦車は停止して砲撃していたと話されていました。また90式の砲安定装置に戦闘機のFCS技術が使われたと聞きました。この二つの技術が混同ではなく、そのように原理は同じと思っていました。 74式戦車に砲安定装置を搭載していたとは初耳です。どのようなシステムのものか教えていただけませんか。また実際に74式で行進間射撃では、地面が凸凹でも正確に目標を狙えたのでしょうか。 海保の20ミリ機関砲の件は、世界的に見ればご指摘の通り、それほど新しいシステムではないと思います。しかし能登半島沖の不審船事件で始めて搭載し、東シナ海の不審船攻撃で初陣だったわけです。世界的には常識であっても、日本では知られていない兵器も多いのではないでしょうか。 |
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| 艦載用の無人偵察機について情報です。(8月19日) | 届いたメール 神浦さん。「メールにお返事」>国際ジャーナリストになりたい。(8月18日)に出ていた「揚陸艦デンバーの無人偵察機」というのは、RQ-8Aファイアスカウトでしょう。 http://www.globalsecurity.org/military/library/budget/fy2001/dot-e/navy/01firescout.html 上の記事中でも、LPD(ドック型揚陸艦)から運用する構想、という記述があります。 >When fielded, it is envisioned that the VTUAV will be operated from LPD-class amphibious ships. というか、 http://www.naval-technology.com/projects/firescout/ にそのまま、 >Shipboard testing of the Common Automatic Recovery System and Tactical Control System is scheduled for August 2003, onboard Austin Class LPD (landing platform dock) USS Denver. と出てます。 また、コーストガードでも大々的に採用するかもしれない、という話が、以前「世界の艦船」誌に出てました。 RQ-8Aファイアスカウトは元はSchweitzer 330 という小型有人ヘリで、そのプラットフォームを転用して無人機にしたものです。シュワイザーの有人ヘリは、ここでちょこっと出てます。 http://helicopt.hp.infoseek.co.jp/hai03small.html ちなみに、日本では富士重工が自衛隊向けに遠隔操縦観測システム(FFOS)無人ヘリを開発しており、朝霞駐屯地「陸上自衛隊広報センター」に試作機が展示されてるそうです。 草々 |
| 所長コメント そうですか。思い出しました。日本で開発された無人機が回転翼型だったということを。なぜぺいロードの大きい固定翼を使わないか気になっていました。あれは艦船での運用を考えた無人機だったのですね。陸自の無人標的機(無人偵察機)を北海道の演習取材で見た記憶があります。回収をネットでするタイプです。確か、地上にあるものを写真に撮って、若い2尉が説明してくれたような気がします。あれを発展させて本格的な無人偵察機として使えないのでしょうかね。 |
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| パスポートの「菊」の紋章について考えました。(8月19日) | 届いたメール 神浦さん、こんにちは。「メールにお返事」で話題となっていた、パスポートの紋章についてです。 旅券の表紙は、国際条約か何かで「国名、国の紋章、旅券種別以外の表記はNG」と何かで読んだことがあります。根拠を探したのですが分かりませんでした。 ただ「パスポートの紋章はなぜ菊なのか」を解説したWebページを見つけました。 http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Vega/8361/zasugaku/pasupooto.html 最近のものは知りませんが、政府の叙勲に関する賞状にも菊花紋章が使われています。日本には国章の規定がないので、明治以来の慣習で旅券にも菊花紋章を表記し続けているだけなのかもしれません。 また元首についてですが、日本国憲法に規定はありません。しかし国事行為の内容や内閣法制局の見解から天皇を元首として考えて間違いないようです。(天皇の外国訪問の扱いも元首となってます)勿論、日本は国民に主権のある民主国家ですから、臣下という考えは当てはまらないと思います。世襲している天皇がいますから、憲法などの制約を受ける制限君主制と考えられます。 外国の方からすれば天皇も Emperor なので、empire (帝国)を類推して、勝手にイメージを膨らませるかもしれません。(かつてのエコノミックアニマルなどもいい例かと…)しかし多くの日本人自ら菊花紋章の意味すら知らない時代に、日本のパスポートから「自衛隊=天皇の軍隊」というイメージで捉えるイラク人がいるとはあまり考えられないと思います。 イラク派遣法が悪法だと私も思いますが、パスポートの菊花紋章から臣民はあんまりだと思いメールしました。 ps. 日の丸、君が代アレルギーの人もいますが、パスポートが菊花紋章だと平気なのでしょうか?… |
| 所長コメント 私は日本人がパスポートを大事にしていないような光景を何度も見ました。海外で安易にガイドやホテルに預けたり、ホテルの部屋のすぐ見える場所に置いて外出したりする人です。特に私は治安が悪く、生活水準が低いところが多かったので、そのような光景は信じられませんでした。 海外では現金、カメラ、パスポート、カードは特に慎重にガードした記憶があります。日本でカードで買い物をしたとき、店員が私のカードを預かって、チェックの為に店の奥に入ったときはドキドキしました。海外なら絶対に許せない行為です。もしカードをチェックするなら、必ず私の目の前でさせます。そのことはちょうど、日本でヘリの飛ぶ音を聞いて、「ドッキ」とする心理と同じです。 海外でカード犯罪は非常に多く、深刻な被害を受けることがあります。日本人のパスポートも闇で高く売れるそうです。 それからこれは内緒ですが、日本の運転免許証で潜水具を借りたことがあります。海外でも潜水具を借りる時(レンタル)はライセンス・カードの提示を求められます。しかし私は若い頃に潜水の経験はあるのですが、ライセンスは持っていません。そこでライセンス・カードの提示を求められたとき、日本の運転免許書を出して、「これが日本のライセンスだ」と騙したことがあります。 さらに時効ですから言いますが、若い頃(30年ぐらい前)にスペインで在学証明書を偽造したことがあります。ヨーロッパでスチューデント・パスを持てば、博物館などに無料(割引)で入ることができました。そこでこのスチューデント・パスをとるため、一旦、スペインの語学学校に入校します。スペインにはアフリカの人向けに格安の授業料の語学学校がありました。入学金がなく、月謝が500円ぐらいです。もちろん無試験です。そこに数日通って在学証明書をもらいます。日本の学校の在学証明書は、1枚の紙に日本語とスペイン語で書きます。マドリッドにはこれを安く売っている日本人留学生がいたのです。日本の学長のサインは日本語の漢字で偽造します。おもしろいのは印鑑で、薬の「正露丸」のキャップの部分を使います。丸にラッパのマークです。これに朱肉につけ、証明書に押せば完成です。スペインの語学学校の在学証明書、偽造した日本の学校の在学証明書、これでスチューデント・パスは取れました。パスは1年間ぐらいは有効でしたから、それでヨーロッパ旅行中の博物館や交通費は学割です。 しかし今は対テロで厳重に警戒しているんで、そんなことをすれば刑務所に行くようになるかもしれません。良い子の皆さんは決してマネをしないでください。非常に危険です。 |
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| PAL方式のVTRデッキについて情報です。(8月18日) | 届いたメール 今晩は、ご無沙汰してます。静岡県の00です。さてPAL(オーストラリアのVTRデッキ)の事書いてありましたが、PALのビデオがあればPALで録画されたビデオテープをみると、PALの信号がでてきます。PALは走査線の数が違うから見ることができないと言われてます。が、それはそうですが、完全にことなるのは走査線を2回に分けて1回目と2回目で一つの画像にしますが、2回目の走査線が1回目と逆位相になっていて雑音に強くなっている事です。(昔、調べたのでたぶん間違いないと思いますが間違いでしたらばすみません)。でたしかPAL−NTSC変換のLSIが売っていてキットがあったはずですが、今調べてみると見当たらないです。で下記のところで、そのPAL−NTSCのビデオ信号変換装置が2万5千円で売ってました。(ただ調べただけですから責任はもてないですので、電話してよく確認してからにして下さい) (有)00ネット 0コマース事業部 電話03−3867−0000 FAX03−3867−0000 (神浦・・・社名、電話番号は000に変えました) あと覚せい剤とかヒロポンが話題になってますが、私がいた会社に特攻隊の生き残りの部長がいて、ヤハリ死ぬのですからヒロポンを打って出撃した人もいたそうです。あと何かあったのでしょうか特攻隊がヒロポンを打っていると良く言っていた人もいました。 あと、初島の話は毎日新聞がないので図書館に行きたいのですが、ちょっと時間が無くてまだ言ってないです。やはり友人の言っていた、電線が吹いたと言うのが正しいみたいでした、やはり東電からなにも話が出てこない訳がよく分かりました。(なんとかして誰かがやった事にしたかったのでしょうね) TVでまた北の事がはじまりましたのでちょっと見てきます。では上記のところで確認してみてください。もし、そのPAL−NTSCのキットが見つかればまた連絡いたします。 では |
| 所長コメント 私の友人にフィリピン人と結婚した人がいます。もしかしたら、その人がPAL方式のVTRを持っているかもしれません。確か、フィリピンもPALだったような気がします。フィリピンからテレビ番組のVTRを送ってもらって見ていると聞いたことがあります。また在京のテレビ局に友人がいますので、そこにPALビデオがあると思います。その気になれば、なんとか調達できると思います。 |
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| さらに続報 米軍パイロットが戦場で覚醒剤を使用して誤爆していた。(8月18日) | 届いたメール 思いつきの変なルールばかりで申しわけありません。 ホームページで問題となっている「デキセドリン」(商品名)は本当に「デキセドリン」だとすれば、アンフェタミンの強力型で立派な「覚せい剤」です。治療用に使用されているようですが法的規制の上に使用されていると思われます。「覚せい剤」を治療用以外に使用しているのは問題だと思います。 しかし、50年以上前には戦争中を含め十数年間野放しだった時期が有ったようです。戦前の日本で1940年頃から市販された「覚せい剤」はフェニルアミノプロパン(アンフェタミン)とフェニルメチルアミノプロパン(メタンフェタミン)があります。商品名で、「ヒロポン」や「ホスピタン」はフェニルメチルアミノプロパンであるが、一方「ソビリアン」や「ゼドリン」という名で市販された「覚せい剤」は、 フェニルアミノプロパン(発売時期は少し早い?)でした。当時は酷い副作用に気付かず広く流通していたようです。 青少年への酷い影響があるとの事から法律の整備が進み、「覚せい剤取締法」が1951年7月30日に施行されたようです。「デキセドリン」(商品名)はフェニルアミノプロパン(アンフェタミン)の光学異性体で従来のラセミ体より力価が大きいようです。新しいものと思われます。日本で有名な「ヒロポン」と問題の「デキセドリン」をインターネットで調べてみました。 以下の資料で「覚せい剤」の概略が見えてくると思います。素人の一夜漬けですから深くはわかりません、詳細は資料のWebで情報を吟味して確認してください。大変怖いもののようです。!!北朝鮮はこんなモノを、密輸していたのですね。 韓国から米軍がいなくなると有事の時には、アメリカの力を入れている、一寸前に訓練で韓国に来た『ストライカー旅団』でもアメリカから航空機で緊急展開するのでしょうか。今後とも鋭い北朝鮮問題の解析をお願い致します。 **********「覚せい剤」資料********* +++覚せい剤取締法1951年7/30施行+++ 財団法人麻薬・覚せい剤乱用防止センターWeb http://www.dapc.or.jp/data/kaku/4.htm [ 覚せい剤取締法(概略) ] 第一章 第一条 この法律は、覚せい剤の乱用による保険衛生上の危害を防止するため、覚せい剤及び覚せい剤原料の輸入、輸出、所持、製造、譲渡、譲受及び使用に関して必要な取締を行うことを目的とする。 第二条 この法律で「覚せい剤」とは次に揚げる物をいう。 一 フェニルアミノプロパン、フェニルメチルアミノプロパン及び各その塩類 二 前号に揚げる物と同種の覚せい作用を有する物であって制令で指定するもの 三 前二号に揚げる物のいずれかを含有する物 ****アンフェタミン(フェニルアミノプロパン)、B)「デキセドリン」(商品名)<<< ****メタフェタミン(フェニルメチルアミノプロパン)A)「ヒロポン」<<< ****共に「覚せい剤」です。<<<< *********A)「ヒロポン」(化学名称:フェニルメチルアミノプロパン、薬品名:メタンフェタミン)製品名:「ホスピタン」(1940) 参天堂、「ヒロポン」(1941)大日本製薬,「メセドリン」俗称:クランク(粉末状), スピード, クリスタル・メッス(白色結晶状) ***熊本大学文学会発行 文学部論叢第60号(1998年3月):pp.15-57《専門的》医学的知識の構成について ―「覚せい剤研究」の転換 http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/satoa/ronsou60.html 専門的に『ヒロポン等』について1940年《販売開始》〜1951年7/30施行覚せい剤取締法〜1953年頃まで詳細に記載されています。 ◆◆◆◆◆◆《商品名》 ヒロポン注射液 ◆◆◆◆◆◆《一般名》 塩酸メタンフェタミン ◆◆◆◆◆◆《会社名》 大日本製薬 以下専門化向け使用説明。(医療情報部(鹿児島大学)Web) http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~medinfo/didata/DI/di44/di10844.html *「ヒロポンが合法」であった「新聞広告が載っています。」戦時中は航空機搭乗員に配給されていた立派な軍需物資であった。 http://masashish.hp.infoseek.co.jp/hiro.htm 覚醒剤とは、メタンフェタミンという化学物質から人為的に合成される薬品です。一般的には白い粉末か無色透明の結晶で、匂いはありません。俗に「ヒロポン」や「シャブ」と呼ばれていましたが、最近では「Speed(スピード)」あるいは「S(エス)」といった軽い隠語で呼ばれています。しかし、名前が変わっただけで、中身は同じ覚醒剤であることに変わりはありません。 (NUC Web) http://bandoneon.cool.ne.jp/nuc/contents/drug/message.html * メタンフェタミン『覚せい剤』 この塩酸塩の商品名ヒロポンが有名な覚醒剤である。現在はスピード、S、クリスタル、アイスなどの俗称で呼ばれているようだ。法律上ではフェニルメチルアミノプロパンと呼ばれる。アンフェタミンとはN上にメチル基があるかないかだけの関係である。医療用としては覚醒剤の名の通り、昏睡状態からの覚醒に使われる。また食欲中枢を抑制する作用があるので、似た構造の化合物が過食症や病的肥満の治療薬に使われているらしい(日本ではないと思う)。 (薬物猫猫大辞典Web)構造式が載っています。 http://www3.justnet.ne.jp/~darkcat/chemdic.html# 「ドラッグ」クリックでジャンプ! *******B)「デキセドリン」(商品名)『覚せい剤』 化合物名:d-フェニルアミノプロパン、 薬品名:デキストロアンフェタミン アンフェタミン:dl-フェニルアミノプロパン(ラセミ体) デキストロアンフェタミン:d-フェニルアミノプロパン(ラセミ体より力価が高い) *「アンフェタミン(覚せい剤)について述べよ」 「概念」 β-フェニルイソプロピラミンのラセミ体(d-型とl-型が同量で光学活性が無い)で、d-体の力価がl-体の3〜4倍でd-体はデキストロアンフェタミン(強力)と呼ぶ。アンフェタミンに-CH3がついたメタンフェタミンは特に強い中枢興奮作用があり、「ヒロポン」と呼ばれ、覚醒剤として指定されている。 (大きく分けて3種類有るようです。) http://www.nurs.or.jp/~academy/igaku/p/p1521.htm **アンフェタミンは1887年に合成され、1935年に商品名「ベンゼドリン」吸入剤として発売、その後商品名「デキセドリン」が発売され、日本では武田製薬から商品名「ゼドリン」として発売された。 http://injector.hp.infoseek.co.jp/005.htm 覚醒剤 (cg202.com Web)(抜粋)!!恐ろしい物質です。!! 覚醒剤がもたらす精神錯乱は激しく、上層階からの飛び下りや暴力事件などを引き起こすこともある。覚醒剤による人格破壊は、決して個人の問題では済まされません。多くの犯罪の元凶となっている覚醒剤の恐ろしさは、私たちのだれもが理解すべきことだろう。 http://www.cg202.com/html/kaku1.html ***************************** |
| 所長コメント この米兵と覚醒剤問題はアメリカできちんと論議して欲しいものです。いくら兵士が戦場で異常な体験をするとしても、それに耐える精神力がないから、安易に覚醒剤を勧めるのでは本末転倒です。居眠り運転の事故を無くす為に、警察がトラックやタクシーの運転手に覚醒剤をすすめるようなものです。そんなことが許されないことは日本やアメリカのレベルでは常識の範囲だと思います。まあ濃い目のコーヒーを飲んで、眠気を覚ますぐらいが許容範囲です。 覚醒剤ともうひとつ心理面で操作する方法もあります。洗脳に近いものですが、厳しい訓練で恐怖心や不安感を喪失させる方法です。そのような特殊な軍事訓練を受けて、心理に変調を起こした人を知っています。ベトナム戦争後にはアメリカでそのような兵士の社会問題が起きたことがあります。人を刺し殺しても罪悪感(感情)がないとか、自分の体が傷ついても平気という人です。恐怖心や不安感情がないので、日常の生活でも常識とかけ離れた行動をとります。そのような激しい訓練を受けた人全部が、心理に変調を起こすわけではありませんが、かなり高い割合で発生する可能性があると思いました。ですから私は一般社員の幹部教育などに、「地獄の特訓」といった軍事訓練を応用することは危険と警告しています。 また近い将来、米軍が朝鮮半島から去り、米韓両国で駐留なき軍事同盟が結ばれるという私の分析は、多くの人が詳細な解説を求めています。そろそろこれから本格的に議論を開始したいと思います。ところでいつ北朝鮮は崩壊するのでしょうかね。この冷夏で北朝鮮の作物の出来はどうなんでしょうか。 |
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| 国際ジャーナリストになりたい。(8月18日) | 届いたメール 毎日貴サイトを拝見させてもらっている一読者です。突然のメール失礼いたします。 自分は国際ジャーナリストになりたいのです。神浦さんのような活動もしたいですし、戦場カメラマンとしても活動していきたいと思っているんです。 自分はこれまで普通の人とは全く違う経験を数々してきたからこのような考え方を持ったのだと思います。 そこで質問なのですが、国際ジャーナリストや戦場カメラマンになるにはどうしたらよいのでしょうか?自分なりにその答えを探しているのですが、明確な答えが探し出せません。本当に抽象的な質問で申し訳ありません。 自分はまだ高校生なもので、無知なのは承知です。 どうぞ宜しくお願いいたします。 あと、先日米国サンディエゴの海軍基地にて揚陸艦デンバーに乗艦したのですが、そこの格納庫に無人ヘリコプターの実験機が置いてありました。 聞くところによると米軍内でも5機しかなく、現在は調整中とのことです。これもプレデターなどの無人偵察機にょうな活動を行うのでしょうか? 艦長によると、場合によってはヘルファイアミサイルなどを搭載可能だとのこと。この機体の情報が事前に入ってこなかったので正直びっくりしてしまいました。 また小松島の海上自衛隊基地にてシーホークヘリに搭乗したのですが、自分の目の前で魚雷が揺れていました。これはどのような魚雷なのでしょうか? 質問ばかりですいません。 お忙しいようですが、いつでも結構ですのでご回答ください。どうぞ宜しくお願いいたします。 |
| 所長コメント これが国際ジャーナリストになれ道といったものはありません。たまたま選んだ職業がジャーナリストで、そのジャンルが国際政治や外国・軍事・援助・国際関係だったというのが国際ジャーナリストです。それも資格や試験があるわけではありません。自分にその能力があると判断すればだれでも国際ジャーナリストと名乗れます。ですから中には、かなりいい加減な人がいるのも事実です。当然ながら国際ジャーナリストになると、著書や著名記事や写真を公表すことが仕事になります。それが読者の意識(要求水準)に耐えれるかが第一の問題になります。 いい大学に行けばいいとか、いい成績をとれば良いとか、博士号をとったから有利という世界ではありません。私自身、軍事評論家になりたいとか、軍事ジャーナリストになりたいと思ったことはありません。いつも一番興味のあることを必死で追いかけていたら、いつしかそのように呼ばれたというようなものです。ただしジャーナリストになりたいという気持ちはありました。 まあ、いっぺんに話すことではありませんので、これから折を見ていろいろ具体的な質問をしてください。いろいろな本を読み、いろいろな人と話し、いろいろな土地を見てくる。すべてが養分になります。 それから揚陸艦デンバーの無人偵察機ですが、昨年、イエメンでCIAが無人偵察機にヘル・ファイアーを搭載し、アルカイダ幹部の乗った車を空から攻撃し、これを暗殺しています。そのような任務に使うものと思われます。 海自のヘリ搭載魚雷は短魚雷で、探知した敵潜水艦の海中付近に投下し、音響ホームミングで追尾させるタイプと思います。 |
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| グアムの基地強化が行われている。(8月17日) | 届いたメール グアムへ旅行を計画していて、見つけたのですが、「グアム・北マリアナ米軍配備に調印」 http://www.guam-shinbun.com/islandnews/index.html(8/15グアム新聞)とあります。 韓国・盧大統領が国防の強化を明らかにしたことに対し、「最新情報」で神浦さんは「在韓米軍は朝鮮半島を去り、米韓関係は駐留無き軍事同盟に変化するだろう。」と解説されていました。 グアム・北マリアナの両政府が「マリアナ諸島はアジアにおける米軍作戦の最良の後方支援基地」という認識で増強配備の要請をしたものですが、グアムが抱える1億5,700万ドルの多額の負債を「ビーチや13のゴルフ場もあり米軍にとっても休養とレクレーションの機会を提供できる」として、益々基地化することによって、連邦政府に負債を免除してもらおうという思惑からです。 いずれにしても、米軍のアジア戦略は確実に変化していくものと思います。日本の「おもいやり予算」が減れば、確実に東南アジアにシフトするでしょう。22日に川口外相が渡韓します。日本としては韓国とどう歩調を合わすべきなのでしょうか。 |
| 所長コメント おもいやり予算が少なくならなくとも、在日、在韓米軍はグアムやハワイなどに移動すると分析しています。しかし朝鮮半島で軍事危機が存在しているなら無理です。すなわち朝鮮半島に統一国家が生まれれば、在韓米軍は中国と直接国境を接す朝鮮半島から下がる戦略です。米中の核戦略からも、米中が偶発であっても、両国間で軍事危機が高まることを嫌うからです。 日本と韓国ですが、米軍は日本と韓国の事情に関係なく、一枚の地図で東アジアの戦略を考えています。すなわち米空軍も米海軍も、横須賀や横田の司令部は日本と朝鮮半島が入った地図で指揮・運用を行っています。その体制は在韓米軍撤退後も変わらないと思います。 日本も韓国も米軍の軍事力を補完するものでしかありません。川口外相が訪韓しても、軍事的な問題で話し合うことはないと思います。 |
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| 日本に新たな安保枠を考える時が迫っている。(8月16日) | 届いたメール いつもお世話になっております。防衛大学校長のお話、興味をもって読みました。 私もあれは、そもそもアメリカの政策当局に向けた発言だと思います。いいかげんな解決をするなら、われわれにも覚悟があるぞ、ということでしょう。 日本国内でなぜいわないのか、ということですが、フランス語には「何人も自国では預言者たりえない」という言い方があります。日本語でいう「物言えば唇寒し」というやつですね。いかに真実であっても、それが真実であればあるほど、言うのは逆にヤバいということでしょう。 ところで、日本の敗戦の記念日である8月15日については例年同様こちらでも報道がありました。驚いたのは、日本の軍備拡大について比較的詳細に報告がなされていたことで、欧州のどの国よりも巨額の予算をもつ「軍事大国」であるという点が特に強調されていました。 内からみれば「ん?」でも、外から見ればこんなものでしょう。日本のマスコミが北朝鮮の恐怖をあおるのと同様、よそからみれば未だに旭日旗をかかげる軍隊はやはり怖いのです。 軍拡もいいですが、特に中国を巻きこんだ安保枠組を、朝鮮半島統一後を見据えて考えるべき時が来ているような気がします。所長は如何お考えですか。 お子様との夏休みは如何でしたか。今後共のご活躍期待しております。 パリにて |
| 所長コメント 子供の夏休みの期間中、毎日、午前中の1.5時間ほどは勉強をみていました。それにお昼ご飯を食べさせ、夕方は夕食の買い物や準備です。しかしイラク戦争で今年の春は猛烈に忙しかったので、この夏休みは少しリラックスしました。今、頼まれている本があるのですが、おそらく今は資料集めだけで、9月になって書きだすことのなりそうです。 出版社からこのホームページが面白いので、このホームページのような本が出来ないかという依頼です。読者対象を、高校生、大学生、ヤングサラリーマンなど若い世代に慕いそうです。年内には本を出したいといっていました。その為、この秋はちょっと忙しくなりそうです。 |
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| 続報 米軍パイロットが覚醒剤を使用して誤爆していた。(8月15日) | 届いたメール 初めてメール差し上げます。00と申します。いつもホームページの方、拝見させて頂いております。 会社の昼休みで書いておりますので簡単にさせて頂きますが、本日の更新内容にありました。米軍の覚醒剤の使用については、私もだいぶ前に別のサイトで読みました。 http://www.hotwired.co.jp/news/news/20030501202.html これです。 個人的には衝撃的だったので、某匿名掲示板にも書き込んでみましたが、あまり反応も無かったので世間的にはたいしてバリューのないニュースなのか既に知れ渡っているのかと思っていましたが、神浦さんもご存じでなかったとは驚きです。 ご参考になれば幸いです。 これからもますますご活躍下さい。 それでは、上司が呼んでいるので失礼致します。 |
| 届いたメール 以前お便りした00です。「米軍パイロットが覚醒剤を使用して誤爆している。(8月14日)」について日本語サイトで既出です。 http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20030501202.html 以上お知らせまで。 (神浦・・・・上記の方と同じホームページです) |
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| 届いたメール オーストラリアの未登録通信員です。米軍薬物汚染報道の件ですが、私も見ていて開いた口が塞がりませんでしたが、戦争は狂気の産物なので一般人の感覚からは程遠いようです。それに文化の違いからか欧米人の薬物に対する抵抗感は、日本人を始めアジア人のそれよりかなり低いようです。あわせて細菌、ガス兵器の予防で様々の薬物を摂りつづける彼らの感覚は麻痺しているのでしょうか。 日本のテレビ局に放送予定が在るのか問い合わせてみると良いかもしれません。多分英米局共同制作で1時間程の番組です。ご希望であればテープに撮ってあるので日本に郵送できますが当然内容は英語で映像信号がPALシステムですので日本の普通のデッキで再生すると音のみで絵が出なかったり白黒になったりします。 日本のNTSCに変換ダビングするか、両方対応できるマルチビデオデッキが必要になります。詳しくは映像関係の方か秋葉原の海外向け電気屋に聞くと分かると思います。ご興味があればメール下さい。 この手の報道は日本で放映されるまでに数ヶ月かかることがよくあります。字幕製作に時間がかかったりまた有形無形の圧力により、放送取り止めなることも在るのではないでしょうか。此方では国営テレビ局でさえトンでもない政官の暴露報道をします。日本はいつまでたっても民主主義っぽい統制管理社会ですね。市民もその異常に気が付かないし。誠に残念。 |
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| 届いたメール 空軍のアンフェタミン使用については以下のような記事もあります。なぜ大手メディアが取り上げないのか不思議なくらいです。 http://abcnews.go.com/sections/2020/DailyNews/2020_pilotpills021220.html http://www.hotwired.co.jp/news/news/culture/story/20030220201.html |
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| 所長コメント まさしく本当だったのですね。正直、驚いています。いくら任務がきつくても、薬物(覚醒剤)を使用して興奮させ、そのような心理状態で戦闘に臨ますとは罪だと思います。それで誤爆や誤射の原因になればさらに重罪です。 このホームページは多くのマスコミ関係者が見ています。すでにこの件で動いている人も必ずいます。このまま日本でこの事実が消え去ることはないでしょう。 テープは大事にとっておいてください。もし日本のマスコミで扱わないなら、私のオフ会で上映会(通訳付き)をすることも可能です。ビデオ等の機械はなんとか準備できます。 米軍サイドはアンフェタミンを単なる「眠気覚まし」程度の薬物と反論するでしょう。そこでアンフェタミンが覚醒効果がある危険薬物で、兵士の誤射や誤爆の原因になったという証言が必要です。たぶんオーストラリアのテレビ局はそのあたりを取材して「裏取り」を行ったのでしょう。 |
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| 米軍パイロットが覚醒剤を使用して誤爆している。(8月14日) | 届いたメール 昨夜オーストラリアで衝撃的な報道番組をやっていたのでお伝えします。 湾岸戦争からアフガン、イラク戦争まで不可解なフレンドリファイア(友軍よりの誤爆事故)が続発している理由の多くが米軍パイロットの薬物使用によるものだそうです。 湾岸では晴天に移動中のイギリス部隊が米機に爆撃を受け多数が死にました。生き残った英兵は「米機パイロットの顔まで見える距離から攻撃を受けた」と証言し、アフガンでは興奮したパイロットがカナダ軍にミサイルを打ち込むビデオが放映されました。 ある部隊では98%のパイロットが半強制的にアンフェタミン(覚醒剤の一種)を飲むように渡されF16飛行中にも口に放り込んでいたそうです。通称go-pillsと呼ばれ、また、着陸後にハイを戻し眠るために飲む錠剤がnogo-pills です。軍は薬物の使用を公式に認めており、パイロットの負担を軽くする為で副作用は無いとコメントしていました。匿名で出たパイロットはgo-pillを使うと神経が鋭く好戦的になり通常の判断が出来なくなり、副作用や中毒者も多いと言います。パイロット達は服用を拒否すると任務から外されるそうです。 またアフガン戦争を経験した陸軍兵は、薬物効果による猜疑心からまったく罪の無い女子供を多数銃殺してしまったと証言していました。 米軍(アメリカ)の腐りは今も昔も変わってないですね。こんな状況を見て戻って来た自衛官が発狂したり自殺したりしないか心配です。 |
| 所長コメント 本日は5通もメールを掲載しました。そのため私の返事が短くなります。あらかじめその点をご了承ください。 ちょっと、これって本当の話なのですか。これが事実なら、大変なことです。昔、ベトナム戦争の時ですが、ベトナムから岩国に休暇(リフレッシュ休暇)で来たマリンコ(米海兵隊)と、よくいっしょに広島で遊んでいました。彼らは車に乗ると、マリファナを吸っていました。これがないとベトナムでは生きられないと話していました。また日本でも戦争中に、軍が兵士や勤労学生に薬物(ヒロポンなど)を使っていたことは事実です。 疲労感がなくなる、眠気がなくなる、恐怖心が消える、気分が高揚する、感覚が鋭くなる、そんな理由で薬物(特に覚醒剤)が使われるようです。 でも今のイラクで、それも米空軍のパイロットまで使っているとなると、米軍の内情に恐怖心さえ感じます。まさか、そこまで、という感じです。この番組は日本で放映されると、大変な話題になると思います。すでに日本のTV局が動いているかもしれません。 |
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| 公務員は2通の旅券を持っても二重取得違反になりません。(8月14日) | 届いたメール こんにちは。0000と申します。「メールにお返事」で旅券の話が出ていましたので、僭越ながら補足させていただきたいと思います。 公務員が公用で海外へ出るには、当然、公用旅券を使うわけですが、個人的に持っている一般旅券(表紙の赤いもの)があっても二重取得にはなりません。公用旅券を取得したからといって、一般旅券を破棄や返却することは不要です。 しかし公用旅券を取得しておきながら、まちがえて一般旅券で出国してしまうことが問題です。そこで自分の上司なり、旅行代理店の人などに、”君は何番の一般旅券を持っているが、絶対に間違うな”と念を押されます。 これは推測ですが、公用旅券で何回も使える数次旅券を持っている人は、少ないのではないでしょうか。多くは一回しか使えない一次旅券だと思います。ただPKO部隊などの自衛官については一次だか数次だか、浅学にして存知上げません。 ご参考になれば幸いです。 |
| 所長コメント そうですか。中国での射撃ツアー(一般向け)に現職の自衛官が参加し、身分を隠すことなく私物の迷彩服を着て、RPG7を撃っていたと聞いたことがあります。ずいぶん自衛隊も開放的になったと感じていました。あれは一般旅券を使っていたわけですね。 自衛官だからといって、海外の観光旅行まで規制することはできないのでしょう。上司が中国旅行を許せば、別に問題はないと思います。しかしあえて制服を着たり、階級章の着いた戦闘服を着ることだけはやめましょうね。(笑い) |
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| 自衛官の勝手な海外旅行は職務放棄です。(8月14日) | 届いたメール 自衛官のパスポートに関しての私的旅行との関係ですが >上司には無断で(中略)〜現職の自衛官がこっそり北朝鮮ツアーに参加して、見聞を深めようとするような問題> 自衛隊法の54条は「隊員は、何時でも職務に従事することのできる態勢になければばらない」と定めております。何時でもというのは勤務時間中だけではなく、休日、休暇であれ基本的に同じです。戦争にしろ災害にしろこちらの都合で起きるものではありません。旅行等で直ちに職務に従事できない体制になるのであれば、それは当然上司の許可を得るべき事項であり、届けも無く勝手に海外旅行に行くような行為は、その目的がどうであれ自ら任務を放棄しているに他ならないと考えます。 同日の菊の御紋は臣民の証という主張についてですが >法整備も怠って海外派兵すれば、益々誤解の上に誤解を重ねる恐れがあると思われます。過去を忘れない国は多く、声を大にすることでしょう。> ご趣旨はわからないでもないですが、過去を忘れない国云々はことイラクにおけるパスポートの問題においては的外れでは無いでしょうか。菊の御紋がついていようがいまいが、外国から見れば日本から軍隊が来たという事実でしかありません。イラクに菊の御紋の入ったパスポートを持っていったところで、それが天皇家の御紋章であり、だから帝国の軍隊だと判断する人間がどれだけいるのでしょう?現地に入国する際に旅券業務を担当する方が確認後、扇動して帝国陸軍に対する反対運動でも起こすのですか?なお、過去のPKOでは日本人の扇動による現地デモはあったと聞いております。 |
| 所長コメント 上司の許可なく、ソ連を旅行した自衛官は、ばれて処罰されたと聞きました。ご指摘によれば、それは自衛官の「職務放棄」だったわけですね。そうそう、私は以前にも話しましたが、海外で4回ほど連行され、取調べを受けたことがあります。スペイン、アルジェリア、ベトナム、イスラエルです。いずれも写真禁止地区で写真を撮ったからです。でもその時、元自衛官であるような取調べは受けたことはありません。でもそのとき、もしカバンの中から自衛官の身分を現すような物が出てきたら大変だったと思います。現職の自衛官の方は海外旅行(プライベート)の際、身分証明書や制服(戦闘服)など、持って行かない方がいいと思います。そんなことは常識ですか。 |
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| 現在のイラクで法の存在があるのか。(8月14日) | 届いたメール 何時も勉強させていただき有難うございます。以前に、わが国のイラク派遣に反対する意見を取り上げていただき感謝しております。 小生も今回のイラク派遣については法的問題に疑問を持っていたのですが、多くの皆様も同じような疑問を持っていることを知りました。この問題は法治国家として大変重要な問題であると同時に、今後海外での平和維持に自衛官が汗を流すとすれば避けて通れない問題です。そこで小生の疑問を整理する中で、この問題を体系的に取り扱ったらいかがかと思いメールをすることといたしました。 まず最初の疑問は、今のイラクが法的にどういう状態にあるかということです。イラクにはフセイン政権に替わる正当な政府があるのでしょうか。フセイン政権が降伏していないとなると、イラクの利益代表者は誰になるのでしょうか。米英軍の一方的な占領状態にあるということは、イラクの法律が全てに渡って停止状態なのでしょうか。もし全てが停止状態で無いとすると、イラク国民に適用される法律(民法・刑法・商法など)はなんなんでしょうか。 その二は、米英軍及び米英の民間人に適用される法律はアメリカの法律なのでしょうか。たとえ民間人が軍事作戦と関係無く、例えば交通事故などでイラク人を殺傷してしまった場合、イラクの法律は適用できない状態なのでしょうか。 その三は、米英軍及び民間人に適用される法律は戦時法なのでしょうか。(小生は法律に詳しくありませんので戦時法と書きましたが、特に軍に適用する法律という意味です。例えば裁判を受ける場合は軍法会議となるなどのことです。) その四は、米英軍の支援の為に赴いた同盟国の軍人及び民間人に適用される法律はどこの国の法律になるのでしょうか。 その五は、わが国から派遣された自衛官及び民間人の適用される法律は、皆様の見解を見ておりますと日本の国内法が適用されるように理解されます。仮にイラク人がわが国の人間から不法行為を受けた場合、日本の裁判所に訴えて出ることとなるのでしょうか。現実問題としてその様なことが可能か。現地で自衛官を巻き込む銃撃事件が起きた場合、そのことが正当防衛かどうか日本の警察官、もしくは検事が現地に出向き調査するのでしょうか。相手の被害届や事実確認の認定の方法はどうするのでしょうか。 また、一般的には軍人の犯罪行為を取り締まるため憲兵(MP)などが軍隊には常時配置されているわけですが、わが国では自衛官の犯罪を取り締まる特別な組織はなかったかと思いますが、イラクの法律が停止している状態では、わが国の警察官が一緒に同行するのでしょうか。イラクにおける不法行為は日本人が加害者となる場合と被害者になる場合がありますが、これも整理しておく必要があるでしょう。また支援中に起きた不法行為と見なされるものと、休暇中などプライベートな時におきた不法行為も分けて考えるべきではないでしょうか。 その六として、同盟国間の不法行為、例えばフレンドリーファイヤーなどが起こった場合に適用すべき法律。裁判権はどこが持っているのかなどなど。 その七は戦時国際法は適用されるのでしょうか。仮に戦闘相手を捕虜にした場合にはどの様に処遇するのでしょうか。米英軍に引き渡してしまうのでしょうか(どういう根拠で引き渡すのか)、それともわが国の法律で裁くのでしょうか。戦闘が終了したと言っておりますが、戦争は終了したのでしょうか。 以上、まだまだ書き足りないのですが、小生が日頃から疑問に思っていることの一部を書き出してみました。このコーナーを見ておられる法律家の方に是非応えていただきたい疑問と思っております。宜しくお願いいたします。 イラク特別措置法の成立の過程でなぜこのような疑問が民主党から発せられなかったのかと思います。今ごろになって自衛官をイラクに行かせないと行っておりますが、衆参両議院の討論を好い加減にしておいて、今更行かせないなどと言うのは裏切り行為です。当然すべき議論をサボり、野党としての責任を果たさなかったことの意味は重大です。万が一自衛官から死者が出るようなことがあれば、民主党も相当の責任は覚悟すべきでしょう。 良い回答があることを願っております。 夏休みの間、貴殿のコーナーがお休みになり寂しい思いをしておりましたが、今週からまた始まりましたので楽し拝見しております。寒い夏になりそうですが、ますますのご活躍を祈っております。 |
| 所長コメント 自衛隊のPKO派遣には必ず警務隊員(MP)がついて行きます。カンボジアでは腰に拳銃をつけた警務隊員が自衛隊員の犯罪を取り締まっていました。しかし警務隊員もやはり身内ですから、もしイラク派遣の自衛官が誤射でイラク人を射殺しても、その扱いは穏やかなものになると思います。すなわち自衛官に都合のいい調書を書くと思います。そのことがイラク人に敵愾心を持たれる危険があります。 最近になってやっと自衛隊のイラク派遣に、このような法的な問題があることを多くの人が気がついたようです。まさにこれこそが有事法制なのです。有事法制の整備とは自衛隊が戦争をできる法体系を作るということです。有事法制の基本的な認識の部分で、このことが欠落していたから「デタラメ」と思っていました。自衛隊のイラク派遣でまさにそのことが問われてきました。 |
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| イラク派遣なら日本に自衛隊員・特別処罰法が必要では。(8月14日) | 届いたメール こんにちは、東京の00です。 今日のスパイク通信員のレポートは納得です。軍法を整備するだけでなく、軍事法廷の設置も必要だと思います。憲法76条2項は特別裁判所の設置を認めていませんが、軍事法廷の判決に不服な場合に、最高裁判所に上告ができれば、憲法でいうところの「特別裁判所」にならないようなので、政府・国会に設置する意思があればすぐにできると思います。いまさら、自衛隊は軍隊でないとか、自衛隊は違憲だとか、憲法は軍隊の保持を無条件絶対的に禁止しているとかの幻想的な議論は起きないでしょう。 いままで、自衛官が一般的な刑法で裁かれた場合の問題点を、自衛官を不条理な判断から守る立場から議論してきましたが、逆に、自衛官が不祥事を起こした場合には、決然とこれを処罰できるような軍法がなければ、国辱ものだと思います。 余談ですが、アメリカが世界で尊敬されないのは、ひとつには身内に甘く軍法がユルユルなことではないでしょうか?ハワイ沖の潜水艦追突事件のように、その地位と責任から、どう考えても同情できない将校を、不起訴にしてしまったり、駐留地での強姦罪のような破廉恥罪でさえ、すきあらばうやむやしてしまう正義感の無さ。根源はアメリカの文化優越主義や人種差別主義にあるようです。 同じ事は、旧日本軍にもいえます。日清戦争での旅順虐殺。日中戦争での「南京大虐殺」。太平洋戦争でのシンガポール虐殺。前二者には、極右の立場から異論(まぼろし論)があるようですが、被害者数が過大に見積もられたり、相手側の卑怯な行為(捕虜の虐待・惨殺や戦闘服を脱いで民間人にまじっての攻撃等)の無視などの問題点もありますが、戦闘終結後の捕虜・民間人の虐殺は歴史的事実ですし、それについて、適切な処罰がなされなかったのは、国辱であり歴史的な汚点だと思います。これもまた、当時の新聞が人種差別意識を煽りまくったのが原因の一つだと思います。口では「五族協和」「八紘一宇」といいながら、身内に甘い体質のために、異民族の尊敬を勝ち取ることができなかったのは返す返すも残念です。 そこで、新しい軍律は、ぜひ信長流の厳罰方式で、自衛官が海外任務で、殺人・強盗・強姦罪を犯した場合は、法定刑は死刑(または無期懲役)のみにすべきだと、冗談半分、本気半分で思ってます。 |
| 所長コメント 自衛官がダメだから特別処罰法ではなく、自衛官が戦場に行く為には特別な法律が必要ということだと思います。派遣される部隊の指揮官、あるいは同僚の自衛官にとって必要なのです。戦場というのはそれほど異常な世界なのです。円陣を組んで守っているのに、その一翼が勝手に逃げ出せば、部隊全滅の危機に襲われます。それでも「仲間を信じろ」とは戦争をやるプロの兵士がいう言葉ではありません。逃亡を厳しく罰する法律と、その法を執行する憲兵の存在、それがなければ部隊は戦えないのです。逃亡したものだけが生き残り、最後まで命令に従った者が戦死したのでは、部隊の規律は維持できないのです。自衛隊は今まで、仲間を信じろ式でやってきました。それは日本という国内で戦うから可能なのです。 このまま自衛隊をイラクに派遣すれば、それこそ自衛隊は大変なことになると思います。大部分の日本人もそのことを望んでいないと思います。 |
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| 自衛隊員は公用パスポートです。(8月13日) | 届いたメール 毎日のHP更新お疲れ様です。私は以前、ゴラン高原PKOのサマータイムについて投稿させていただいた者です。 本日(12日)のメールにお返事でPKO隊員はパスポートを持っていくのか?という話が掲載されていましたが、当然持っていきます。ただし、公用パスポートです。私の知人で(同じPKO部隊)国連休暇で旅行に行ったのですが、パスポートコントロールを出た所で旅行会社の現地職員にピックアップしてもらう約束をしていたのに出迎えてもらえなかった人がいます。心配しながら周囲を見ていると、誰もいなくなってから一人の日本人が柱の陰から出てきて「失礼ですが予約されていた方ですか?」と話しかけてきたそうです。見たら分かるだろ日本人は俺達しかいないんだから!と思っていると、その職員さんは「日本人っぽかったんですが、持っているパスポートの色が違ったもので・・・失礼しました」と言われたそうです。 私も休暇の時にパスポートコントロールの職員に「本当にお前のか?」と言われたことがあります。そりゃそうでしょうね、浅黒くてジーパンにTシャツの若造が日本の公用旅券を持っているのですから。その時は自分の立場ってのが国を代表しているんだなあと思いました。が、昨今のイラク絡みの論議を見聞きしていると・・・複雑な気分です。また私の知識がお役に立ちそうでしたら書き込みさせていただきます。 最後に、これからも分かり易い軍事を我々にご教示ください。くれぐれもお身体に気を付けてお過ごし下さい。 |
| 所長コメント 自衛官がPKOなどで海外に派遣され場合、公用パスポートというのは理解できますが、その際に自分で一般旅券(パスポート)を取得していたらどうするのですか。まさかパスポートの2重所得は犯罪になるような気がします。その場合、自分のパスポートを一旦返却するか、一般旅券を破棄して公用パスポートを申請するのでしょうか。 昔、現職の幹部自衛官がパスポートを自分で申請して、冷戦下のソ連を旅行したと聞いたことがあります。本人は情報関連の部署に勤務していたので、一般のソ連観光ツアーに応募して、ソ連の現状を自分なりに見たいと思ったようです。もちろん上司には無断で、費用も自分で支払っていました。自衛隊はそのような場合の扱いをどうするのでしょうか。一般の公務員が行う海外観光旅行とは違うような気がします。 そのような例があるなら、現職の自衛官がこっそり北朝鮮ツアーに参加して、見聞を深めようとするような問題が起きる場合もあります。まあ北朝鮮は極端な例でも、チベットや中国の北朝鮮国境付近なら可能性があると思います。 そういえば、戦場という特殊な地域を旅行していると、日本人で会社(マスコミなど)に内緒でやってきた人と出会うことがあります。会社ではその一帯を危険地帯に指定し、その地域に記者の立ち入りを禁じているからです。まあ、皆さん、いろいろとやっていますよ。 |
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| パスポートでは日本国民は天皇の臣民になります。(8月13日) | 届いたメール 海外に出る自衛隊員にパスポートが必要か否かお尋ねしたのは、外国の友人に日本を説明する際生ずるアチラの論理性と此方の主張の乖離さと重複する面があると危惧するからです。 彼等達は日本には天皇が元首として存在する事を承知しています。次が問題なのです。天皇・帝を皇帝とした場合、日本は帝国になります。国王とした場合日本は王国になります。しかし僕達が日本は帝国か王国かと尋ねられたら、おそらく返答に窮すると思います。では共和国かと尋ねられたら天皇が元首の共和国等寡聞にして知りません。政府はJAPANとして、この難問を回避しているかのよう思えます。 そこで次の難問になるのです。在外公館は菊の紋章を正面に飾っております。菊の紋は明治二年に制定されたように皇室の紋です。大使が認証官である以上当然と我々は考えるでしょうが、日本国大使は外国からすれば明らかに天皇の大使、帝国の大使と写っているのは当然の理となるのです。 更に我々が使用するパスポートには菊の御紋がついています。天皇の紋章を持つ以上、外国見れば天皇の臣民となる訳です。我々に臣民の意識は恐らくないでしょう。日本の国民という認識はありますが。そこで戦闘を前提とした武装自衛隊がイラクに派遣されるとしたら、菊の紋がついたパスポートを携帯する訳ですから、天皇の軍隊と看做される危惧が生じる恐れが大です。恐らく自衛隊員にも国民にもそんな意識は皆無と思います。しかし論理的に思考する外国人にとっては、そのように解釈するでしょう。 法整備も怠って海外派兵すれば、益々誤解の上に誤解を重ねる恐れがあると思われます。過去を忘れない国は多く、声を大にすることでしょう。以上は法理論ではなく、あくまでも彼我の常識の落差を指摘したにすぎません。我々は世界の中で生きているのですから、誤解は国益に反するとする智恵と謙虚さは必要不可欠と推察しますが。 |
| 所長コメント 帝国と王国のことですが、外国人には日本の象徴としての天皇は理解できないのでしょうか。君臨すれど統治せずといった考えは通用しませんか。 私は今までアジアを含め多くの国に行っていますが、宗教のことは何度も聞かれましたが、天皇について聞かれた記憶がありません。どこの国の人も日本の天皇(天皇制)に関心を持っているように思えませんでした。 しかしご指摘のような原則が存在することも事実でしょうから、この問題は慎重に扱いたいと思います。国旗、国歌などと同様に、具体的な問題として論じていきたいと思っています。 |
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| 米軍はイラク戦争に勝っても、イラク復興に敗北した。(8月13日) | 届いたメール 神浦さんこんにちは。イラクでの治安悪化と、それに伴う現地での米軍の損害増加が連日伝えられているので、少々考えたのですが、米軍は軍事的には圧勝しても、戦勝後の行政という点では大失敗をしたのではないか。という答に私なりに達しました。 アメリカはイラク戦争開戦前から、「フセイン体制崩壊後のイラクの占領行政は太平洋戦争後の日本をモデルにしたい」と公言し、内外で大きな反響を呼びましたが、その「日本占領をモデルにしたい」という行動を全くしていないという点を指摘したいと思います。 太平洋戦争に勝った後のアメリカは、新憲法制定(国際法では、占領国は被占領国の法律を変えてはならないとされています)やメディア・コントロールで日本を締め付けつつも、食料やその他生活用品等有り余る物資を日本に行き渡らせ、アメリカの食文化、言語文化を広く定着させ、海外の日本人の引揚げを支援するため戦時標準船や、上陸用舟艇を貸与するなどして日本人の確かな支持を得ました。その甲斐あって8年間の連合軍占領下の日本は、連合軍兵士の犯罪や韓国朝鮮人の横暴、経済警察と闇屋の組織的な不正など、一部の問題は発生しましたが概ね治安は良好で、非番の日に丸腰で外出した米兵が、竹槍や刀で傷を負わされるような事件はただの一件も起こりませんでした。 問題はアメリカがこのような「投資」をイラクに対し殆ど行っていないことです。水道電気等の生活インフラは戦争で破壊され、残ったものも略奪で失われる状況にあって、治安の好転はないでしょう。水道管に穴を空け水を盗む者が現れ、そして水が出なくなった地域の住民がさらに水道管に穴を空けて、どうにかして水を得ようとするのが長く続くようでは、さらに今後の行政は難航するでしょう。そこで、米軍が誇る工兵部隊を初めとする後方支援組織を大々的に増派し、これらインフラの復旧、さらに復興をすることが最良の方法と考えます。 日本占領後いち早く各地に飛行場、かまぼこ兵舎、バー、娼館、アイスクリーム工場等を建設した米軍の工兵隊の力は、定評があり米軍は今でも士官学校の卒業席次の上位者グループを工兵将校にする伝統を持っています。上下水道、電気、原油パイプライン他の重要な社会インフラを瞬時に建て直し、これらの警備に重点的に兵力を投入すればイラク人の不満はなくなり、レジスタンス的な米軍襲撃を行う理由もなくなるでしょう。現在のイラク駐留米軍は人数も不足し治安維持任務も思うに任せない状態といわれますが、この現況は開戦前に損害を最小限に抑えるため余裕を持った兵力での作戦を主張したシンセキ陸軍参謀総長の意見を、「最小限の兵力で作戦を成功させろ」と一蹴したラムズフェルド国防長官の考えもあったと考えます。 太平洋戦争戦勝直後のような伝説的な豊かさで、イラクを覆ってしまうことこそが現地の治安回復のため最小限の費用で最大限の効果を生む近道と私は考えます。 |
| 所長コメント なるほど、イラクの治安が回復しないのは、水道、電気などのインフラ整備を行わない米軍に責任があり、その原因は大規模派兵に反対したラムズフェルド国防長官の責任という分析はおもしろいと思いました。しかし今では、例え大規模な米軍工兵隊を派遣しても、軍事占領体制の強化としてしか受け取ってもらえないでしょう。まさにベトナム戦争の初期に似ています。イラクから米軍が撤退して国連主導の復興が始まるのは、04年の大統領選挙でブッシュ大統領が敗れ、政権が変わるまで無理かもしれませんね。 |
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| イラク派兵を憲法学者に聞きたい。(8月12日) | 届いたメール イラク派兵を年内に立法的に整合、新法を立案するなんて無理でしょう。第一自民党の総裁選があり、総選挙すら日程に上っている。かくして日本はまたもや法治国家ではない、と世界的に醜態を曝す事になる。法的解決がないまま軍を動かす恐ろしさがある。そもそも立法権は議会にこそあり、官僚には無いはずが、戦争法を新憲法に移殖させてしまった弊害に、今、日本はボディブローが効いている。この問題は法学者の見解を是非聞きたいものです。 追伸 基本的な事が分からないので質問しますが、自衛隊が外国に出る際には、パスポートが必要なのでしょうか? |
| 所長コメント 昨日、今月の「軍事研究 9月号」が送られてきたので読みました。その中に「市ヶ谷レーダーサイト」というページがあります。北郷源太郎(ペンネーム)という人が書いています。いつも防衛庁や自衛隊の上部人事に関する記事が多いので、あまり詳しくは読んでいませんでした。しかし今月号の記事は熟読しました。イラク特措法に関する政治家や防衛官僚の軍事無知を嘆き、自衛官の立場からその責任を問う内容だからです。 この方がこれほど厳しく見ておられなら、自衛官たちにはイラク派遣を相当批判的に見ていると思います。もしイラク派遣部隊が決定したら、それこそいろいろな諸問題が爆発的に起こる可能性があります。現憲法や法律との兼ね合いや、派遣部隊を縛る軍事と民事の違いなどです。 本日のNHKニュース(朝7時)では、世論調査の結果、イラク派遣に関して多くの人が自衛隊派遣に慎重であることがわかりました。また派遣自衛隊の任務も、米軍の後方支援よりもイラクの復興支援を行うべきと考える意見が大多数でした。すなわち米軍に恩を売るより、イラク国民のために役立てということでしょう。 そのような事情を考えると、イラク特措法は成立したが、それを行えるようなイラク情勢ではないとなり、イラクに部隊を派遣できないことも考えられるようです。これこそが政治家や官僚の軍事無知を証明することになりそうです。そのイメージを払拭させるため、政府があえて自衛隊をイラクに派遣するなら、まさに北郷源太郎氏が言う「政治家の点数稼ぎの為や一部業界の利権の為に死地に赴く義務」になってしまいます。 北郷源太郎氏、よくぞ言ってくださった。 自衛官のパスポートですが、公用のパスポートを持参すると思います。カンボジアPKOのときは休暇でタイのリゾートに遊びに行っていましたから。何かのパスポートは必要です。 |
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| 自衛隊員がROE(交戦規定)に従えば、誤射であっても有罪にならない。(8月6日) | 届いたメール こんにちは。 刑法の件ですが、少なくとも神浦さんの例示されたような事例の場合は、司法制度が正常に機能すれば、たとえ告発があったとしても刑法の 第三十五条 法令又は正当な業務による行為は、罰しない。 により違法性が阻却されると判断されるでしょう。また、ROEがあれば正当な業務の裏付けとして有効でしょう。犯罪は、構成要件を満たしていても、正当防衛や緊急避難、上に挙げた正当行為によって違法性が阻却される可能性がありますし、仮にこれに該当しない場合でも責任能力において議論のあるところと思われますが、その心配はないと思われます。 警察官が必要性を感じて正当な手続きを踏んで発砲した場合には罪に問われませんし、外科医が患者にメスを入れても傷害罪にはなりませんし、ボクシングやプロレスで相手を怪我させても傷害罪にならないのと同じく、正当な業務の結果として人が死んでも、違法性が阻却されて犯罪と認定されないと思います。 それでは。 |
| 所長コメント この件に関して、夏休み中に多くのメールが届いています。どうやら防衛庁もこの問題の重要性に気がついたようです。というのは、イラク派遣でROE(交戦規定)を作るのは常識ですが、そのROEと日本の法律の整合性をどのようにするかという点です。 またROEではなくとも、戦闘中の敵前逃亡罪、戦場抗命罪、反乱罪、非戦闘中の戦場離脱罪など、日本の憲法や刑法になじまない特別な犯罪が起こる可能性があります。憲法で保障している基本的人権に抵触するからです。イランに派遣している国で、兵士(自衛官)が1人死ねば国防長官(防衛庁長官)の首が飛ぶというような国はありません。その日本の特殊性がイラク特措法を作った政治家や官僚になかったようです。(お金と兵器の話だけでした)。 私がいつも言っていた有事法制とは、戦争を前提に考えると、基本的人権を大幅に制限する法制が必要で、その中には兵士を特別な法律と法廷で裁く必要があるということです。すなわち軍事法廷が必要なのです。日本国憲法では軍事法廷を禁じています。 イラク派遣を内閣法制局や検察がどのように対応するか。これからもこの問題に注目していきたいと思います。 |
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| 自衛隊員がROE(交戦規定)に従えば、誤射であっても無罪になるか。(8月5日) | 届いたメール こんにちは、東京の00です。 夏休み中は更新がないと思っていました。^^; 今日のメールの方は、かなり間違った認識をされていると思います。 >そもそも主権国家の法とは、その国家の領域内でのみ効力を有するものです。 >自衛隊員であれ、一般国民であれ、日本国の領域外で行った行為について >帰国後に日本国の法を適用するなどということは出来ないことです。 >非常に初歩的な、常識以前の部分で誤った認識があるようで、 >サイトそのもののレベルに比してとても奇異な印象を禁じ得ませんでした。 前にも述べたとおり、刑法第3条は国民の国外犯を処罰する規定です。 「第3条 この法律は、日本国外において次に掲げる罪を犯した国民に適用する。(列挙条文略)」 他にも 「第2条 この法律は、日本国外において次に掲げる罪を犯したすべての者に適用する。 (列挙条文略)」 「第4条 この法律は、日本国外において次に掲げる罪を犯した日本国の公務員に適用する。(列挙条文略)」などがあります。 メールの方が言われるような厳格な原則があるからではなく、業務上過失致死罪は過失罪で、比較的罪が軽いので、第3条の列挙条文に入っていないだけです。 海外で殺人罪・強盗罪・強姦罪など、比較的重い罪を犯せば、帰国後に日本法に基づいて処罰される可能性はあります。 深刻で典型的な問題は、前にも述べたとおり、民間人をテロリストと間違って射殺してしまったような、誤想防衛や誤想過剰防衛といわれる類型で、殺人罪(殺す意思がある)が成立してしまう場合だと思います。 では、よい夏休みを。 |
| 所長コメント これから朝6時発の新幹線で郷里の広島に向かいます。ところが最後の原稿が仕上がっていません。そこで朝3時おきで仕上げることにしました。幸い、下書を書いていたので、1時間ほどで完成し、たった今、メールで原稿を出版社に送ったところです。テーマは「イラクという戦場に自衛隊が行く」です。 ところで自衛隊で問題になっているには、ご指摘の「海外で殺人罪・強盗罪・強姦罪など、比較的重い罪を犯せば、帰国後に日本法に基づいて処罰される可能性はあります。」です。 手榴弾を拾った女性が届けるために自衛隊員に近づいてくる。自爆テロを警戒した自衛隊員が、その女性に警告をする。「止まれ、止まれ、それ以上近づくな」(アラビア語)、とろころが女性は更に近づいて来る。そこで自衛隊員はROE(交戦規定)に基いて警告射撃する。しかし地面に向って撃った警告弾が兆弾となり女性を射殺してしまう。あとで調査するとその女性は聴覚障害者で警告が聞こえなかったことがわかった。(あるいは自衛隊員のアラビア語が不明瞭で理解できなかった)。 そのような場合、この自衛隊員をどのように扱うかです。あくまでROEに従ったのでオトガメなしですませるのか。しかしROEは刑法を上回る法的権限があるのか。射殺した自衛隊員が帰国した際、ある日本人がこの自衛隊員を殺人罪で告発した場合、日本の検察はROEを根拠に自衛官を不起訴にできるのか。戦場ではそのような問題が多発します。 自衛隊員がイラクの戦場に行く前に解決しておく問題のひとつです。それでは広島に出かけてきます。明日は広島の原爆記念日です。 |
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| 自衛官の海外での犯罪を考える。(8月4日) | 届いたメール はじめまして。00と申します。 「Re:メールにお返事 」というページを拝読しておりましたところ、「業務上過失致死罪の適用云々」という記述がありました。 そもそも主権国家の法とは、その国家の領域内でのみ効力を有するものです。自衛隊員であれ、一般国民であれ、日本国の領域外で行った行為について帰国後に日本国の法を適用するなどということは出来ないことです。非常に初歩的な、常識以前の部分で誤った認識があるようで、サイトそのもののレベルに比してとても奇異な印象を禁じ得ませんでした。 では、失礼致します。 |
| 所長コメント 今は夏休み中で更新を休止していますが、ちょっとメールをチャックしたところ、たまたまこのメールを読みました。もし誤解を与えているなら、急いで訳を話したほうがいいと思ってお返事を書くことにしました。実はこの言葉(業務上過失致死罪)は現職の自衛官の言葉なのです。この幹部は1尉(当時)で、私のインタビューに直接答えた方です。 そのインタビュー記事は、月刊の「文芸春秋」 1990年11月号に掲載されています。私の署名記事です。タイトルは「制服自衛官の侃々諤々(かんかんがくがく)」です。当時、日本ではカンボジア派遣(PKO)が検討され、国会で盛んに自衛官の海外派遣の論議が行われていました。しかしその論議は軍事常識が欠如し、あまりの非常識に制服自衛官の怒りが高まっていました。そこで私は30人ぐらいの方にインタビューを行って、制服自衛官の本音を聞くことにしました。その記事の中で語られた言葉です。その幹部自衛官が言いたかったことは、戦時の自衛隊は特別の法体系によって扱われるべきで、日本国籍の船舶乗組員や航空機の乗客ように、帰国後に日本の法律で一般の犯罪者と同様に扱われてもらいたくないという意味です。 最近、ある若い現職自衛官から、「私は行きたいですね。イラクに行って自衛隊の実力を見せてやりたい」と聞いたことがあります。そこで私は、「お前のように勇ましいことを言っているやつほど、いざ戦闘が始まって敵に包囲され、いろいろな方向から銃弾が飛んでくると、銃を放り出して逃げ出すやつが多い。もし逃げ出そうとしたら、そいつを逮捕して厳罰(死刑を含む)にできる法律がなければ自衛隊の指揮官として不安だ。夜間のパトロールを命じても、『昨夜も二人狙撃されて死にました。私はパトロールなんかに行きません。もし気にいらなかった私を首にしてください。私は明日にでも自費で帰国します』なんてやつが出てくる。そんな命令拒否者を逮捕して厳罰できる法律がければ自衛隊は戦場で活動できない」と話ました。 そのような意味で戦時法制を考えてください。今、13年前の私の文春の記事を読みましたが、かなり現在の状況と似ていますね。 |