| 皆さんから頂いたメールの紹介や質問内容に関してのお返事をご紹介します。ご紹介に際しては、本人からの要望がない限り、必ず氏名、E-mailAdress等は非公開と致します。また、 メールを送っていただいても、必ず掲載するわけではありません。またEメールで添付された資料は、発信人が特定できたもの以外は開きません。ウイルス対策のためです。御了承ください。 |
FAX受信専用番号 03−5624−0030 (新聞などの記事をコピーした際に使ってく
ださい。その際、コピーした新聞の名前、掲載日、送信者の氏名や連絡方法を必ず記入してください)
| タイトル 掲載日 | 届 い た メ ー ル と お 返 事 ( コ メ ン ト) |
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新型インフルエンザの国防面での脅威について。(5月8日) |
届いたメール 神浦さん はじめまして、00と申します。 以下、そぼくな疑問を書きます。 とるに足らない心配かもしれませんが。 最近もたびたび話題になっている新型インフルエンザについて、 日本は国防面から見て、どういう対策をすべきでしょうか? 現状は策が不十分であり、病気流行時の国家の混乱は大きなリスクになると思います。 世界的な流行になった場合に、自国だけ混乱が大きくなるとするとこれは国防面でも大きなハンデになるのではないかと思います。 |
| コメント 連休中にメールだけは毎日読んでいました。しかし更新を休止していたためか、お返事を書くという気力がありませんでした。すいません。しかし連休も終って再び更新を始め、少しずつやる気(緊張感)が出てきました。まあ、完全に回復するにはあと数日かかると思います。 ところでこのメールの方が指摘しておられるように、インフルエンザに限らず、いろいろな感染症対策は国の行政の重要な課題です。ロシアの極東地域では軍や医療関係者が合同して、北朝鮮の感染症から逃れてくる大量の難民流入を想定した訓練を行っています。 感染症(伝染病)は外国との交流(旅行者)で持ち込まれる可能性の他に、渡り鳥などから日本国内に入ってくることもあります。一般にはあまり公にされていませんが、いろいろな場所に感染症の兆候を探るセンサーが仕掛けられています。 私が聞いた実例では、大都市の地下街の換気装置には感染症の細菌を検知できるセンサーがあるそうです。その結果、日本では結核菌が過去になく広がっているそうです。しかし日本人の栄養状態が良いので発病が抑えられいるか、抗生物質などの普及で結核を発病しても治療できる体制が整っており、社会問題化しないだけだそうです。 しかし日本に大規模災害や世界的な不況が襲うと、日本でも結核で死亡する人が爆発的に発生する危険があるそうです。 やはり今は一番危険視されているのは、鳥インフルエンザでしょうね。日本では防疫や治療にあたる医療関係者の他に、警察官、消防官、自衛官などに優先的に投与されるワクチンがフル操業で製造されています。 だからといって不必要に社会不安を煽る必要はありませんが、国や地方行政の関係者は真剣に取り組んでいる課題だと思います。 |
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ここの文章の稚拙さに戸惑うばかりです。(4月26日) |
届いたメール はじめまして、いつも奥深い内容の記事に感銘を受けております。
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| コメント 申し訳ありません。さっそく老獪の部分は訂正しました。出来るだけ電子辞書を活用して、誤字を無くすように努力しているのですが、ご迷惑をおかけしているようです。 一応、その日の新聞の夕刊編集作業に間に合うように、午前10時半頃には更新を済ませるようにしています。しかし一旦更新すると、直ちに頼まれた別の原稿を書き始めます。それが終わって、もう一度その日に更新した文書(HP)を読み直すと、何カ所かを直すことが多々あります。漢字の誤字や「てにおは」などです。それに主語が欠けていたり、曖昧だったりだったりしている部分を直します。 これから十分に気をつけるように心がけます。お恥ずかしい限りですが、何度か手直しすると何とか読めるようになりますが、その日以降の修正は注意書きで加筆をお断りするようにしています。 |
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アラブ首長国連邦のドバイに行ってきました。(4月25日) |
届いたメール 神浦さん いつもサイト楽しく拝見しております。 以前に、ワシントンポストでアメリカ軍の戦死者の階級や所属情報をお送りしたも のです。 今回アラブ首長国連邦のドバイに10日間出張したのですが、神浦さんのサイトやミクシーまでもがアクセスブロックされておりました。 UAEは、UAEの国籍を持っている国民に対して、結婚した時に住宅購入資金がでたり、大学まで学費が無料だったり、医療費もほとんど負担しなくていいなど、石油経済を背景に社会福祉が非常に発達して、政府に文句がある国民が皆無なのですが、このような情報管理処置を取っていることに驚きました。 イスラム教国なので、アダルトサイトは当たり前ですが、海外のサイトまで当局がブロックしてるのは逆に国民のメディアリテラシーを奪っていることにはならないかと、他国のことながら行く末が心配になりました。 かといって、現地のUEA人が世界を知らないかというと全く逆で、高卒の学歴の人間と話 していても他国の歴史や情報に非常に精通していることに驚かされました。 このような国家運営もあるのかと関心させられる思いで、世界は広いと痛感させられた旅でした。 今後も頑張って益々骨太な情報と見識が読めることを楽しみしております。 |
| コメント ドバイは最近の日本のメディアでもよく紹介されるようになりました。やはり日本から見れば桁外れの大金持ちで、最近の原油高騰を受けてさらに歳入が増えているようですね。日本の企業ではドバイなどからの投資を呼び込まないと、国際競争力で欧米や中国に敗北すると指摘されています。 UAEでは国民の情報を制限していると話されていますが、昨日、上京された全国紙の記者の方と逆の話しをしました。アメリカに取材に行くと、プレスリリースの資料が十分すぎるほど準備され、その資料を読んで取材した気になり、逆に現場取材がおろそかになると話されていました。 例えば、NASAに取材に行くと、広報担当者から大量のプレス用の資料が渡されるそうです。その資料を読めば、それなりの記事を書くことが出来て、十分な取材をした気持ちになるそうです。これは情報を制限するのではなく、逆に大量の情報提供で自己に有利な報道を統制する方法です。 今の中国では「聖火の問題」や「チベット問題」で、政府が情報統制していると感じている国民は少ないと思います。それなりに中国国内のテレビや新聞で大量の情報が流されているからです。しかしそれは政府に都合のいい情報だけです。UAEとは逆ですが、そのような情報コントロールをする国もあります。メディア戦略と言えば格好いいですが、所詮は心理戦の一形態でしかありません。 まあ、面白いといえば、面白いことだと思います。本当に世界にはいろいろな国がありますね。 |
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相模補給廠のマラソン大会で神浦さんを見ました。(4月21日) |
届いたメール 神浦さん、こんにちは。初めてメールを差し上げます。 本日はマラソン参加ご苦労様でした。実は私もあのハーフマラソンに参加しました。昨年のように暑くなかったので走りやすかったと思いました。 ところで私は会場になった補給廠の中で、神浦さんが歩いているのを見つけました。白い帽子をかぶっていたでしょう。たぶん10キロの部のスタートに向かって歩いている時と思います。 マラソンのタイムは如何でしたか。ランニング・スタイルの神浦さんは、いつもテレビで見る背広姿と違って若々しく見えました。スタート前で、ちょっと緊張した顔をしておられたのでお声はかけませんでした。レース後に神浦さんを探しましたが見つかりませんでした。 ぜひ来年も走りに来てください。私は相模原から電車で15分のところに住んでいますので、出来るだけ参加するようにしています。こんどレース中に走っているところを見つけたら応援します。 |
| コメント ハイ、走りました。10キロの部です。昨年は初めてのマラソン参加で何も分からず、先頭集団で走った方が有利と思い、先頭で駆け出しましたが、数百メートルで走れなくなりました。先頭集団があんなに速いものと知りませんでした。そこで今年はスタートでは列の最後の方にいてゆっくりスタートしました。ところが走っても加速できません。それどころか息をするのも苦しいぐらいアップアップになりました。結局、走ったり、歩いたりして、タイムは1時間を大きく超えました。 昨年よりタイムが悪かったと思います。やはり目標(ホノルル)がなくなるとだらけますね。今日は筋肉痛で歩くのも痛いですね。夕方まで原稿(仕事)を書いて、夕方からスポーツクラブでストレッチをして筋肉を揉みほぐします。気分的にはスッキリして爽快です。きっとストレスが吹き飛んだからだと思います。 昨日の反省ですが、マラソンはスポーツジム(屋内)のランニングマシンばかりで走っていてはダメですね。ランニングマシンではタイムと距離と消費カロリーだけが表示され、目の前のテレビを見ながら走るのはマラソンではないですね。昨日は、そのことを痛感しました。 |
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日本のマスコミは中国の併呑政策はタブーなのですか。(4月14日) |
届いたメール 神浦さん、連日の更新、ご苦労様です。 今では、毎日、神浦さんのホームページを読むのが日課になっています。 ところで中国の併呑政策ですが、日本のマスコミでは全くといっていいほど中国の「併呑」の言葉を聞きません。でも、神浦さんの言うように、確かに中国は軍事力ではなく、13億人の人口にものを言わせて周辺国を呑み込もうとしています。 どうしてそのことを日本のマスコミは指摘しないのですか。中国の併呑政策を指摘することは日本のマスコミにとってタブーなのでしょうか。 中国を「寝た子」と思って刺激しないように配慮しているのですか。これからは中国の国民自身に中国の併呑政策を説明する時だと思います。 神浦さんのホームページで初めて中国の「併呑政策」を知りました。これからの私の知らないことを教えて下さるようにお願いします。それから中国の妨害に気をつけてください。 私は神浦さんを応援してしています。中国と日本が対等の関係であるように、神浦さんの活躍に期待します。頑張ってください。 |
| コメント そうですね。日本のメディアではほとんど中国の併呑政策の言葉を聞きません。知らないわけではないと思いますが、まだ十分な理解が得られていないかもしれません。 私は併呑政策を初めて聞いたのはベトナム戦争の時です。ベトナム南部のメコン川流域を、かつてのベトナム人が併呑した話しです。もともとベトナム南部の肥沃な土地は、クメール人(カンボジア人)が住む土地で、そこにベトナム人が大挙移住して併呑したものです。 そのベトナム人も元々は中国の四川省あたりの人が南下して、ベトナムを建国した国だと認識しています。もちろんベトナム人もいましたが、中国系ベトナム人も決して数が少ない訳ではないと思います。 90年代の前半ですが、ベトナムとカンボジアの国境で、川を泳いで渡る密貿易の少年の写真を撮っていると、ベトナムの公安に見つかって連行されてしまいました。その公安の建物の入り口に、漢字で「公安」と書かれた看板がありました。ベトナムで堂々と漢字の看板ですから驚きました。 まあ、これから併呑という言葉がよく使われると思います。韓国の盧武鉉前大統領も記者会見で苦笑いしながら、「併呑」されますか?と話していたことがあります。韓国人も中国の併呑には関心が強いと思います。 |
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トヨタ パブリカの排気量は700CC(初代)です。(4月11日) |
届いたメール 神浦さん What NEWの 岩国、基地増強と並行して浮上 米軍住宅建設 火種に 「経済を圧迫」住民反発 (朝日 4月10日 朝刊)ですが、 上記の掲載文中において、下の記事が間違いと思います。 ・・・ トヨタの空冷500CCエンジンを積んだ中古のパブリカ。・・・ 最初のパブリカは、空冷700CC 2代目が空冷800CCだったと、記憶してます。 サイトの主旨に関係ありませんが、気になったものですから 失礼しました。 |
| コメント そうだったのですね。そう言えば700CCでした。さっそく訂正しました。ありがとうございます。 あのパブリカは自動車の修理工場に勤めていた中学時代の同級生(当時)が、廃車同然の車を修理して、確か数万円で買ったものです。タダではなかったと思います。 エンジンが空冷なので、夏の暑い時期に海水浴に行くと、帰り道の渋滞でオーバーヒート気味になり、窓を全開し暖房をかけて冷やしたことがありました。狭い車の中で男4人が汗をタラタラ流して暑かったですよ。そろそろ大部分の自家用車に冷房がつき始めた頃でしたが、あの暑さだけは今でもいい思い出です。 先週の土曜日に広島に帰郷した際、そんな同級生が集まって飲みましたが、みんないい歳になっていました。(私も同じ歳ですが)。 それから私はホンダのSー600(オープンシートのスポーツカー)の中古を4万円で買って乗っていたことがあります。ホンダのS6はシャフトがバイクのようにチェンでした。スバルのR−360(軽)も廃車になったものを買って修理して乗りました。修理といっても、バッテリーとタイヤを交換(程度のいい中古)し、オイルやプラグなどを交換(これは新品)するだけで、十分に動きました。車の修理が楽しかったと覚えています。 今の車はエンジンルームを見ても何が何かさっぱりわかりません。ですから大衆車で古い車には興味があります。一昨日、自宅の近くの道路で、古いクラウンの観音開きのドアがついた車が走っていました。見るだけでウキウキ楽しくなりました。今見ると車体が小さいので驚きました。昔はずいぶん大きく感じましたけどね。確か、初めて国産の新車で値段が100万円を超えたと記憶しています。日本の車も100万円を超えたと誇らしかったですね。 |
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チベット騒乱に関して新しい情報を見つけました。(4月9日) |
届いたメール 神浦さん 北京オリンピックの聖火の妨害に何故環境保護団体が出てくるのか、何故中国が猛烈に弾圧するのかその理由の一端がわかりました。
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| コメント チベット自治州の地下資源についてこのような情報があることは知りませんでした。チベット問題は民族の自治や独立と問題ではなく、中国が周辺国の地下資源を奪うための侵略行為という見方がでてきます。 昨日、ある雑誌に中国の併呑政策というテーマで原稿を書きました、この記事でも書かれていますが、ラサの人口35万人のうち、漢民族がすでに20万人を超えたといいます。06年に7月に開通した西蔵鉄道(1956キロ)で、観光客の増加を見込んで、ホテルや観光業などのビジネスチャンスを求めて移住してきたのでしょう。まさに中国の併呑政策です。 |
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イラク復興へのわが国の貢献策を考えました。(4月8日) |
届いたメール ごぶさたしています。4月8日付のWha't Newを興味深く読みました。 神浦さんのコメントの最後の下り、「そのために日本は(国際社会は)何ができるのか。何をなすべきなのか。それが見えてこない」という課題ですが、小生は次のように考えています。 まず、イラクの現在の「混乱」は、治安問題もさることながら、原油生産が(イラク戦争開戦前とほぼ 同じ)日量200万バレルで、貿易黒字であって、国家収入が増えておりながら、それを活かすことができていない現在のマリキ政権に、行政能力、経済計画の システムがないことに最大の問題があるのではないか、と考えられるのです。 引用記事の同じ『毎日新聞』の、3月19日付のイラク問題についての「識者座談会」で、酒井啓子さんが、この点を指摘し、同時に、「わが国の貢献策」にもふれています。 酒井提言を踏まつつ、小生なりに整理をすると、イラクの最大の問題は、@旧フセイン政権のころの官僚や技術者が国外に出るなりしていなくなり、統治の役割を果たす人がいなくなったこと、Aマリキ政権は各派の派閥争いばかりで、国を統治するという状況にはないこと――であって、したがって、わが国としては、技術者養成(国外に避難しているイラク人技術者の再教育を含む) や経済システムの再構築への援助に力を入れるべきではないか、ということです。 もちろん、神浦さんがご指摘なさっているように、米軍撤退を織り込んで、イ ラクの各派閥が軍事力・勢力温存しているのではないか、と思われますので、今後、とくに米軍撤退時期に併せて、「大爆発」の危険性も高いのですが、国際社会は当然、それを避ける努力をしなけれはなりません。 わが国としては欧米・中東諸国、国連などに働きかけて(音頭を取って)、イラクの各派閥にも経済的うまみを提示しつつ、イラクの経済再建を優先させる流れとシステムを作っていくことが問われているのではないでしょうか。 それぐらいの外交力、実力はわが国に備わっているのではないでしょうか。少なくとも航空自衛隊の派遣の継続で米国への忠誠心を見せたり、カネ(復興資金)の提供だけでは、イラク問題の解決、イラクの復興に向けて国際的に責任を果たしているとはとても言えません。 |
| コメント いつも貴重な情報をありがとうございます。イラクの戦後についてはいろいろと考えることがありますが、戦争を終わらせることの難しさばかり気になります。特に負け戦の場合は難しいですね。 中東はエネルギー戦略で日本の生命線ですから、もっと積極的に関与すべきなのでしょうが、日本人にはアラビアのロレンスのような人物がいませんね。 もう少し、よく考えてみます。今日は明日までの原稿締め切りで、ちょっと思考がいっぱいに詰まっています。イラクの戦後問題はこれからの重要課題になります。これからもよろしくお願いします。 |
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「カメレオン迷彩」見事騙されました。(4月2日) |
届いたメール 神浦さん、こんにちは。 昨日の「カメレオン迷彩外套」の記事、既に同様なメールが多数とお察ししますが、私も見事に騙されま した。 AF通信とはエイプリルフール通信だったのですね。 「折ったり、畳んだりできる」「1万着生産でコストは…」「武器輸出三原則」等、現実的な言葉が並び、なおかつ本当に商業出版物のような端正な文体で、気付いた人より騙された人の方が絶対多かったでしょう。 実は遊び心とは違った意味で、こういった「騙す」技術は国防上とても重要と感じます。 騙すといっても悪徳、背徳な方面ではなく国益を守るのに武器です。 思えばレーガン政権時代のアメリカの「スターウォーズ計画」は、当時の技術で大体夢物語と分かってい そうでも、「うちではこんなすごい計画が動いているんだぞ」と、ソ連に対抗措置の必要性を催眠術のように刷り込み結果ソ連経済を大いに疲弊させました。 でも…カメレオン外套は本当に必要とも感じます。沖縄で米兵がいっぱいいる夜の町にどうしても用事で出かけないといけない女子小中学生に、1着1千万円でも着せたいです。 |
| コメント そうですか。騙されましたか。ちょっと快感ですね。 透明人間なんて、タイムマシンと同じくらい難しい技術です。そう簡単に開発できないと思います。だから人は騙されるのです。 ちょうど今、日本でほとんどの人がミサイル防衛(MD)で騙されているのと同じですね。あんなものはインチキです。まあ、日本もいつか神風が吹いて敵が一夜にして壊滅するというのと同じですね。 |
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NHK紅白歌合戦の審査員にお願いします。(4月1日) |
届いたメール 初めまして、神浦さん。 いつもホームページを拝見しています。非常に勉強になります。軍事知識ばかりか、時事の最新情報をいつもありがとうございます。 私はNHKの番組編成局の00と申します。本日は神浦さんに、ぜひお願いしたいことがあってメールを差し上げました。 今回、お願いしたいことは、NHKが年末に恒例として開催している紅白歌合戦ですが、今年開催(08年末)の審査員を神浦さんにお願いしたいのでです。何かとご多忙と思いますが、ご検討してくださいますようにお願いします。 幸い、まだ番組の構成を最終決定するまで2〜3ヶ月あります。今のところ最終決定は6月末日頃になると考えております。その頃に、またお願いとご確認のメールを差し上げます。よろしくご検討下さい。 (平成20年4月1日 吉日) |
| コメント ハイハイ、わかりました。今日は4月1日ですから、確かに承りました。別にも、日本国憲法(第9条)を世界遺産に申請するので、私も推薦人になってくれというのもありました。 ところで昨日のWhat New ですが、すぐにウソと分かりましたか。アレを思いついたのは、朝、起きた時で、何か思い出に残るものを考えてみたら、あのような透明人間話になりました。まさか信じた人はいないと思いますが、知り合いや友人に話すと信じる人がいるかも知れません。 来年のApril Fool は大作を仕掛けるつもりです。5年前の東京新聞が、「東京湾で油田発見」ですからね。スケールが違います。昨日は、英BBC放送がペンギンが空を飛んでいる映像です。これもスケールが大きいですね。ペンギンが熱帯の密林の上空を群れになって飛んでいましたから。 これは頑張れそうです。皆さんもいいアイデアがあれば連絡下さい。まあ、1年後ですから。 |
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警察庁長官銃撃事件、77歳男 「秘密の暴露」について。(3月27日) |
届いたメール 77歳男「秘密の暴露」警察庁長官銃撃を供述 について (神浦・・・・What New 3月20日付け 「警察庁長官銃撃を供述」に関するメールです)
中村被告が逮捕されてしばらく後に、彼が国松元警察庁長官狙撃を匂わせる文章を書いていると報道された記憶があります。 下記に中村被告に関して比較的詳細な記述のあるHPを張っておきますのでご参考に。 http://yabusaka.moo.jp/nakamurahirosi.htm http://www4.ocn.ne.jp/~misty/nanpeijiken3.html http://www4.ocn.ne.jp/~misty/nanpeijiken2.html 長官を狙撃した動機、実在するかどうか不明な「協力者」については、今後の捜査、場合によっては公判の過程で明らかになることと思います。 バッジについては攪乱としか思えません。「北」の関係者がわざわざそんな物を持って犯罪 行為に及ぶ筈が無いと捜査関係者も解っているはずです。 >あの事件現場には何度も行った。犯人が撃った場所で拳銃(モデルガン)を構えて、精密 >射撃できる距離感を測った。目撃者の証言から地元の道路(裏通り)を何度も歩いて検証 >をした。それでも犯人の特徴と動機は解明できなかった。しかし当時はオウムが犯人と断 >定すれば、目撃された長身は平田(逃亡中)で、エアーピストルの国体参加者という経歴 >が気になった。 平田信容疑者は高校生の当時、射撃部でエア・ライフルを撃っており国体にも選手として出場していますが、あくまでもエア・ライフルの選手で「エアーピストルの国体参加者」ではありません。 エア・ライフルとエア・ピストルは同じ競技射撃でも相当性質の異なるものです。 平田容疑者が過去にエアライフルの国体選手だったからと言って、けん銃射撃も上手いだろうと考えるのは、神浦さんが元自衛官だから銃器に詳しく射撃が上手だろうと言うのと同じ くらい極論です。(失礼!) 中村被告は国内外で頻繁に射撃訓練を積んだ経験がある様で、銃器・弾薬に関してもかなりの知識を有している模様なので20mから25mの距離でけん銃を発砲し人体に命中させる のは相当程度容易であったのではないでしょうか。 特に自動式でなく回転式けん銃をシングルアクションで発砲した場合、よく訓練された射手であれば人的を外すことは無いでしょう。 |
| コメント ちょっと驚きです。こんな情報があったことは知りませんでした。というより、まったく気がつきませんでした。むかしの新聞広告で、月刊誌「新潮45」(新潮社刊)にそんなタイトルの手記が載ったことはかすかに覚えていますが、それを読んだ記憶がありません。オウムにマインドコントロールされた警察官が、長官銃撃を自供した関連だと思って関心がわかなかったのだと思います。 確かに拳銃による狙撃は、ご指摘の通りとだと思います。また拳銃の射撃は天性の勘より、とにかく実弾射撃を多くすればかなりのレベルに達すると実感しています。また頂いたメールに添付されたリンクを読んで、中村被告の動機を感じることができました。私は平田(逃亡中)がオウム幹部から選抜され、海外で何度も射撃訓練を行っていたと思っていました。 この事件の今後の展開に強い関心がでてきました。検察が秘密の暴露(放置自転車)があっても、物証がなくて自供だけで起訴するかに関心があります。もし起訴できなければ、これだけ公然と中村被告が犯行を自供しているのに、物証さえ残さなければ起訴されないということになります。それでは無法地帯になる可能性があります。しかし自供だけでは、裁判中に否認すれば有罪の判決は得られません。中村被告の最後の挑戦ということなのでしょうか。 |
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今日のコメントは危険すぎませんか。(3月26日) |
届いたメール 神浦さんこんにちは。 本日のコメントを読んで疑問を抱いたのですが、「中国内の聖火リレーの警備状況を見学に行くことを お勧めする」という表現はHPを閲覧した人たちに誤解、さらには要らぬ危険を招くのではないでしょう か。(神浦・・・・3月25日のWhat New です) 本当に瑣末な話なのですが、普通の人がただ怖いもの見たさで武装警察の間近に近づいてデジカメや携帯カメラで撮影するといった行動のみならず、ただ自分の目と記憶に焼きつけるという事すら情勢的判 断で見れば危険だと感じます。 ポルポト派の捕虜になっても口八丁手八丁で相手の信頼を得て無事脱出できる、銃弾が飛び交い辺り構わず対人地雷が埋められている戦場で野糞ができる、決定的証拠が入ったメモリースティックを肛門に入れ検問、税関を突破できるといったプロの戦場記者ならともかく、普通の人が「見学」気分で厳戒態勢の聖火リレーを間近に見ても大丈夫だという様な見方は危険と考えます。 武警は対外的には警察でも実質的に人民解放軍と並ぶ「党軍」であり、任務を妨げる者は排除するでしょう。厳戒態勢で代休も休暇も吹き飛び、極度の緊張と疲労にある若い兵士たちは、広報や宣伝を専門に行う多少自国の悪口を言われても笑っていられる専門のスポークスマンとは違い野次馬精神たっぷりな変な外国人が都合の悪い場面を見続ければ容易に「暴発」し悲劇に繋がると私は考えます。 |
| コメント そう言われれば、確かに普通の観光旅行とは違いますね。昨日、あれを書いた時には、私の意識の中に”情報関係者”や”警備関係者”や”中国軍研究者”といった軍事・公安部門で専門家(官)と言われる人のことを考えていました。だから見学(研修)と書いたのです。初めての外国の街をブラブラ歩いていても、自分に何人の尾行が着いているか、それがわかるレベルの人を想定していました。 以前、カフェテリアで記者と打ち合わせをしている時、「どうして自分を尾行している人が分かるんですか?」と質問されました。「まあ、勘ですが、こうして打ち合わせをしていて、段々と話し声を小さくすると、近くに座っている人が自分の方に体が傾いて寄ってくると、私の会話に関心をもって聞いているとわかります」と話したら、すぐ近くに座っていた男女2人が、急に姿勢を正して傾いていた体を直したことがありました。ちょうどテロ関連の話しをしていたので、気になったのかもしれません。 私の若い頃はスクープ取材中では、尾行や盗聴や監視に気をつけましたが、今はまったく気にしないようにしています。気になりません。スクープ取材に挑戦する機会が少なくなった証拠ですね。 |
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米大統領選は共和党のマケイン候補が優勢です。(3月18日) |
届いたメール 神浦さん、こんにちわ。 いつも拝読させて頂いております。ところで、神浦さんはオバマ大統領が確実という感じでお話をしておられますが、私が大統領選挙を見るところ、徐々にマケイン候補が足場を固め優勢になっているように思えます。増派によるイラクの治安改善が連日アメリカで放映されており、そのせいで増派を訴えていたマケインの支持があがっているようです。 一方、民主党はヒラリーとオバマの氏名争いが泥沼状態になっており、このままいくとどちらが勝っても負けたほうの支持者が本選挙で投票しないのではといわれております。特にオバマは氏名争いに重点を絞っており、勝った州を見ると民主党の地盤の州を捨てて共和党の強い州で票を伸ばす戦略をとっているようです。これはつまり、本選挙では共和党の州は取れず民主本拠の州でも弱いという可能性を示しております。
ヒラリーは今回の選挙であまりにもイメージを落としており、本選挙では民主の若者が離反するでしょう。しかし、オバマでもヒラリー支持だった民主優勢の州の支持を得られると思えず大票田を落とす可能性が高いと思われます。
また、ヒラリーとの討論を見ていてもワンフレーズでない論理的答弁に弱い感じがします。小泉首相の再来のような気がします。本選でマケインと具体的な政策討論になったときには弱いのではと思われます。大統領選挙は氏名争いまでは人気投票のようなところがありますが、本選では具体的な政策能力を問われると聞きます。この状態ではオバマが、大統領になる可能性が低いと思われるのですが、どうでしょうか?
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| コメント そうですか。アメリカではそのようなイラク報道が行われているのですか。日本ではマケイン候補に関しては、各メディアともに報じる時間が少ないようで、おそらく民主党7に対して共和党3ぐらいと思います。ですから共和党でマケイン候補が候補者指名を受けたぐらいしか認識がありません。 私はオバマ候補が次期大統領確実というよりも、その期待値が非常に高いということです。本日、クリントン候補が「イラク戦争の具体的解決政策」をメディアに話していました。6ヶ月以内にイラクから撤退を開始する、あるいは国連を通じてイラクに関与するように国際社会に働きかけるそうです。それを聞いた瞬間、これは具体策ではないと思いました。国連がイラクへの関与を嫌えば、アメリカは国連に丸投げして、イラクから逃亡(一方的撤退)するという意味になるからです。 アメリカはイラクで戦争を始めるよりも、戦争を収めるほうが難しいということがわかっていないと思います。ベトナム戦争の時もそうでした。アメリカは逃げる時はさっさと逃げ出します。その後、ボートピープル(ベトナム難民)が大量に出たことが証明しています。ボートピープルの中には、嵐に巻き込まれたり、海賊に殺されて海に沈められた人が、助かって亡命を果たした人よりもはるかに多いのです。 ともあれ、マケイン候補の主張や動きにも関心があります。これからも機会があればマケイン候補の動きを教えてください。よろしくお願いします。 |
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ブッシュ大統領のイラン攻撃に反対していた米軍の中央軍司令官が辞任しまた。日本はどのように報じていますか。(3月14日) |
届いたメール オーストラリアから拝見しています。 先日のラジオニュースでイラク駐留の米軍最高指揮官が ブッシュのイラン攻撃案に反対して辞任したとの報道がありました。 日本では伝えられておりますか。 アメリカの病は治りそうもありません。 |
届いたメール 神浦さん ロサンゼルスの0です。 ファロン中央軍司令官の辞任発表は、ご存知と思いますが、それを報じた今日(3月12日)のロサンゼルス・タイムズ紙に、ブッシュ大統領が、Joint Chiefs of Staff や Central Command(中央軍司令部)を飛び越えて、直接、ペトレアス・イラク司令官と連絡を取り合っている、と報じています。 日本も、アメリカも、似たようなことが起こっていますね。 ペトレアス司令官のやり方に、ファロン司令官は、ことごとく反対してきた、と報じています。 |
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| コメント 日本のメディアンの扱いは、私の感じでは新聞は思ったり小さな記事でした。またテレビのニュースなどで取り上げる回数も少なかったと思います。すでにアメリカ軍のイラン攻撃は根拠を失っているという認識だと思います。 |
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3月10日の記事について苦言を呈します。(3月13日) |
届いたメール こんにちは、初めてお便りします。 さて、表題の記事について、神浦さんは陸自の90式戦車主砲選定について
>高価で性能が劣る国産を避けて、ドイツから性能が信頼できるラインメタル社製の120ミリ砲を輸入することを決定した。
とお書きになりました。
しかしこの内容は一般読者を大いに誤解させる大変遺憾な表現です。
ご存知と思いますが、90式戦車の主砲は国内でも試作され、貫徹力においてはわずかにラインメタル社の砲を上回る好性能を得ています。ただし量産時の価格面では特にメリットはないと判断されました。
そしてこの国産可能、という実績を基にラインメタル社と交渉し、結果価格面で相当な低減を図って妥結し、ライセンス生産とすることを決定しました。
つまり、高価というのはラインメタル社の砲が交渉によって値下げされた結果、しかもその値下げの理由は国産砲が開発可能であるという実績を作ったからであるのが1点。 そしてそれ以上に問題なのは「輸入」という表現です。神浦さんの「軍事評論家」という肩書きからして、「輸入」と「ライセンス生産」を区別しないというのは決してやってはいけない類の誤りと存じます。 神浦さんの脳裏においてはきちんと区別がついているものと類推しますが、文字に出して一般の目に触れる以上はもう少し表現と定義にお気を使っていただきたく、敢えて苦言を呈させていただきました。 今後ともご活躍をお祈り申し上げ、筆をおかせていただきます。
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| コメント メールを頂きありがとうございます。 90式戦車の120ミリ砲は日本鋼管所がライセンス生産をしていることは承知していましたが、そのことに触れていないのは私のミスだと思います。直ちに追加、加筆して訂正します。また防衛庁(当時)とラインメタル社とのライセンス料の交渉で、日本に国産砲の開発可能という実績で料金低下交渉があったことは初めて知りました。 私が聞いたのは90式戦車を選定した陸幕の関係者からで、日本鋼管所の顧問になった先輩から怒鳴られたと話していました。そのときの国産品は、発射しても砲身が耐えることができる弾数(耐弾数?)が少ないとか、発射した熱で砲身が曲がり命中精度が落ちると聞きました。やはりドイツやイギリスの金属(火砲)加工については想像を超える技術があると語っていました。 私が話しを聞いた方はすでに退官されて、田舎で年金生活を送っておられるので、機会があればもう一度詳しく当時の話しを聞いてみます。 しかし先月の2月13日に公表された新戦車の試作車両には、主砲に国産(日本鋼管所製)の44口径の120ミリ砲滑空砲が搭載されていますし、必要あれば威力の増す55口径砲に換装が可能と聞いています。44トンと軽くなった車体重量と120ミリ砲のバランス(特に行進間射撃中)がどのように取れているのか、いつか新戦車に乗れる機会が来るのか楽しみです。 ※先日、自衛隊の89式小銃を安価な米軍と共通のM4小銃と転換してはどうかと書いたことろ、89式にはM4にない長所があり、M4にはいくつかの短所(欠陥)があるというメールが届きました。アメリカのデルタフォース(特殊部隊)では最も信頼性が高い銃として、ロシア製のAK47やAK74をあげる者が多いそうです。M4なら89式の半分以下の価格で、さらにAKならM4の半分以下の価格で購入できます。難しい問題ですね。 |
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中近東の民族問題を考えてみました。(3月12日) |
届いたメール ご無沙汰しております。 札幌の00です。 3月6日の「Re:メールにお返事」のコーナーで、イランはアーリア人の国でイラクはアラブ人の国だから協働は難しいのではないかとのメールの紹介がありましたが、この問題には現代日本人の常識ではそう単純には解釈できない側面があります。(神浦・・・・・下段のメールの関連情報です) まず、アラブ人、アーリア人といった「民族共同体」が国家を持つという思想は非常に新しい、近代国家のイデオロギーであるという点です。 このイデオロギーは、英仏あたりを舞台に中世末期近世期あたりにぼんやりと形成されてきたものがフランス革命あたりの政治変動で確固としたものになり、こうしたイデオロギーに基づく国家体制に裏付けられた軍隊がナポレオンによる運用ですさまじい破壊力を発揮したことを受けてヨーロッパ諸国に一気に広まり、 さらには西欧による世界の植民地化の原動力となったという性質のものなのです。 中近東諸国の植民地化もこうした国家体制・国家イデオロギーの餌食になったものなのですが、それを受けてこの地域でも「民族共同体」を確立してそれが所有する国家を構築することで、近代化を成し遂げようとする動きが出てきます。 それまでの中近東の政治的な構造というのは、近代的な意味における「民族」よりはもっと小規模な共同体、たとえば血族組織であるとか都市共同体、遊牧集団といった凝集体を単位に所属意識がつよく意識されており、また王朝であるとか宗教組織といった存在が広域の政治的統合に大きく寄与していました。 イランにしてもアーリア系のイラン人(ペルシア語話者)の国というより、都市や農耕集落のペルシア語話者と草原・砂漠のトルコ系言語話者を主体とする遊牧民のネットワークというのが現実の姿で、かつては前者(タージーク)が行政官僚、後者(テュルク)が王侯・軍人となって政権運営を行うというのが通例でした。 中近東の近代化運動というのは、こうした構造に近代的な「民族共同体」観を導入し、それに基づく国家建設という形で行われたわけです。たとえばイランではパフラヴィー王朝の白色革命で、アーリア系のイラン人の国で、古代のペルシア帝国の系譜を汲む国家であるというイデオロギーが前面に押し出され、イラクではバース党革命により宗教色を廃したアラブ人の民族共同体による国家であるとい う国家建設が行われました。 もちろんこうした改革は伝統的な政治構造の機軸を大きく揺るがすものであった ため、強い反発を生みます。イランにおけるイスラム革命はシーア派イスラム主義によって国家の統合原理をパフラヴィー王朝の白色革命とは違う形で再編成しようという運動でしたし、サダム・フセイン大統領がああまでして独裁権力を振るわざるを得なかった理由もそこにあります。 ですから、バース党的な「アラブ人国家」という枠組みより、多様な血縁的、地縁的共同体のシーア派的な統合という理念のほうが、少なくともイラクのシーア派住民には受け入れやすい側面があるかもしれません。 |
| コメント やはり歴史をかなり勉強しないと、中東の政治問題は理解できませんね。もちろん軍事学も必要ですが、宗教、文化、民族など、軍事問題は本当に多岐にわたっての勉強が必要です。 貴重な情報を教えて頂き感謝します。これからもよろしくお願いします。 |
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イラクの「マフディ軍が分裂」記事について。(3月11日) |
届いたメール 神浦さん、こんにちわ。 いつも拝読させて頂いております。 さて3月9日の記事に「近い将来、イランはイラクのシーア派と組んで、中東に巨大なシーア派勢力圏を築きあげることが確実になる。」という記述がありました。
私の記憶に間違いがなければイランはペルシャ帝国の血を引くアーリア人の国、かたやイラクはアラブ人の国で両者は長いこと敵対関係が続いていたと思います。
同じシーア派同士だからといって協働はなかなか難しいのではないかと思うのですが、いかがお考えでしょうか。
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| コメント 1980年からのイラン・イラク戦争では双方のシーア派同士も戦っています。しかし現在のイラクでシーア派の武装勢力を率いているサドル師は、イラン・イラク戦争時にはイランに事務所を置き、イラン政府の庇護のもとに反フセイン闘争を行っていました。現在のイラク政府の要職を占める者で、かつてイラン政府から援助を受けたものは少なくありません。 同じことはアフガンでも言えます。かつてタリバンとイランは仇敵の仲でした。ところが今はタリバンにイラン革命防衛隊から武器などの援助が密かにおこなわれています。またタリバン支配下のアフガン南部で製造された阿片を、陸路イランを通って世界の麻薬市場に流し、タリバンはばく大な資金を得ています。イランの革命防衛隊の暗黙の了解がなければ出来ないことです。 このように革命防衛隊にはイランの非正規戦を担う組織として、「敵の敵は味方」という考えが色濃いと思っています。それくらいの覚悟がなくては米英軍を相手に、イラクとアフガンでイランは2正面作戦を戦えないのでしょう。 |
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海自の艦船が自爆テロ対策にM2機関銃を搭載しています。(3月6日) |
届いたメール 神浦さん 海自のあたらしめの主力艦艇にはM2が2丁装備されていたと思います。 (搭載兵装扱いではないらしいのですが)。 また、古い艦艇にも徐々に追加しているのでは。(3月4日 着信)
護衛艦に搭載されたM2重機の写真をみつけたのでurlを送ります。 (3月6日 追伸) http://blog.livedoor.jp/p_adeliae/archives/cat_674013.html http://image.blog.livedoor.jp/p_adeliae/imgs/1/2/12d502cf.JPG |
| コメント これは3月1日のWhat New で書いた、「海自の艦船は対テロ(自爆テロ対策)にいつも対応していない」ということに関連しているメールと思います。海自の艦船にはM2機関銃(12,7ミリ)の銃架を取り付け、危険海域の航行や自爆テロが想定される港湾に入港した場合、このM2で防御対策をとっているというご指摘だと思います。 そのことは承知していますが、海自艦船が瀬戸内海や浦賀水道を航行中に、周囲の漁船や貨物船が自爆テロ船(可能性あり)と警戒して、M2機関銃で威嚇などの警戒態勢をとっていないという意味です。あれは「清徳丸が自爆テロ船だったらどうする」という乱暴な意見に対して、それならすべての警察のパトカーを装甲車にしろという意見と同じだという意味で書きました。 また片側だけにM2の銃架を取り付けているのは、停泊中の攻撃を想定しており、陸地側を警戒していないという意味で、航海中の自爆テロを警戒した措置ではないと思います。また航海中であっても交戦規定(ROE)は難しくなります。相手船に対する、警告、警告射撃、危害射撃など、海保の不審船取締りでなくとも難しいですね。海自が対応を取りたくとも取れない意味も含まれています。 |
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空自が配備したKC767について(3月2日) |
届いたメール 神浦さん、こんにちわ。 いつも拝読させて頂いております。 さて、KC767についてですが、神浦さんは、 「このKC767機を輸送機して使う場合は、胴体内にあるゴムで出来た燃料タ ンク(給油用)を取りだして、床や椅子を取り付けて容易に改装できる。」 と書かれていますが、これは失礼ながら誤解を与える表現ではないでしょうか。 このような表現ですと、KC767は給油機としての用途か、輸送機としての用途 かどちらかを選択して運用できる機体であるとの印象を与えると思います。 実際には、メーカーのサイト http://www.boeing.jp/ViewContent.do?id=17722 に、 「空中給油機能を保有しながらも貨物あるいは旅客の輸送を可能とするコンバー ティブル仕様」 という記述があるように、給油機としての能力と輸送機としての能力を同時に 兼ね備えた機体であります。 下のサイト http://hp.kutikomi.net/military-guide5/?n=page298 に 「後部床下貨物室への貨物搭載も可能だが、通常は最後部にセンターラインHDU を収めたボックスがあり、また増加燃料タンクを搭載するスペースにも充てられる」 とあるように、貨物室の一部が貨物スペースか給油装置+増加燃料タンクか任務 により選択できるということだと思います。 KC767とは、米空軍のKC10と同様に、戦闘機などに空中給油を行いながら、 同時に飛行隊の支援人員や支援機材を空輸し、飛行隊を遠隔地に展開させることを可能とする能力を有する機体であるということで、同機の保有により空自は限定的ながら迅速に飛行隊を海外にも展開させ得る能力を持つに至ったということだと思います。 では、失礼致します。 |
| コメント お返事を書く時間がありません。私の勘違いと思います。これは貴重な情報と思いますので、今は掲載だけにしておきます。すいません。(3月2日 早朝) 昨日は失礼しました。(3月3日 記)。空自のKC767空中給油機にその様な能力をあることを知りませんでした。確かにご指摘どおり、そのような能力があると極めて効率的に運用できます。数日中に航空専門誌の編集員と打ち合わせがあるので、空自のKC767の運用を説明する資料がないか聞いてみます。 まったく大恥をかくところでした。ご指摘ありがとうございます。出来れば、空自のKC767を見る機会を作る様に考えます。 |